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徒然に温泉

なんとなく文字を並べて、文章を作る。
その制作過程はきっと楽しいと思ったので書いてみる。

なんの構成もなく、校正もなく、ただしゃべるように、思考を文字にして置いてみる実験です。

昨日は銭湯に行った。
京都は素晴らしいもので、どこを出発点にしても自転車を5分も走らせれば何かしらの銭湯にはたどり着く。

昨日はわざわざ自転車を30分走らせて源湯に行った。日本から銭湯をなくさないをモットーにしたゆとなみ社が復興させた銭湯。

昨日はサウナが故障か廃止か、やっていなかった。だけど、友と話し、源湯じゃ~なるを読む(番台さんをやっている方々が日常などをつぶやく掲示板みたいなものが銭湯の中にいくつもあり、自由に読める)。それで十分すぎた。

湯上りにはジンジャーエールを手に、畳の休憩所で源湯じゃ~なるのバックナンバーを読む。次行く銭湯を決める。三階でやっている雑貨屋かなにかの店で少し本を手に取る。ぎっしりと雑貨でつまった店の中で、潜むように座る店員さんの気配を感じる。

帰り道の鴨川デルタはいつもとは違うように感じられた。大学生集団の花火の煙が橋の上までのぼって、道行く人に夏のにおいと喧騒を届ける。それをうっとうしく感じるか慈しむかは人それぞれである。少なくとも僕は後者である。

わざわざ遠い、静かな場所にある銭湯まで訪れたので、なんだか小旅行した気分であった。次は船岡温泉に行く。

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