見出し画像

教職員組合運動を愉しむ。

たくさんのみなさんと集い合い、教職員組合運動を創ろう!

ある単組で大ベテランの先生からこんな話をされました。

「先生は、SNSをうまく活用してるけど、それって組織としてはどう考えるべきだと思う?」

ちょっと考えて、「組合の仲間にとって、SNS(組合アプリも含めて)は『実際に会うためのもの』と考えたらいいと思う」と話をしました。

「実際に会う」ってすごく大事なことだと思うのです。でも、距離が遠かったり、時間的に難しかったり…めぐりあわせだったり。でも、そこを乗りこえて出逢うことが運動を前に進めます。
会って語るとこんなふうになります。

「せっかく会えたんだし、今度いっしょになんかしようよ」
「じゃあ、企画を考えてみよう」
「チラシとかお誘いとかみんなでやってみよう」

こんな感じで進んでいき、企画が実現するものです。

愉しむ。それは人とのつながりでできること。

以前、テレビの企画をしている方にお話を聞く機会がありました。
「この方なら、おもしろいコト考えてるんだろうなぁ」と私たちが思うような方だったこともあり、「今後やってみたいこととか、夢ってありますか?」って聞いたら次のようにお話をしてくださいました。


長期ビジョンでやりたいことっていうのはないんです。
「こういうのやったらおもしろいんじゃないかな」っていうアイデアがあって「じゃあ、来年やってみようか」というスタンスです。自分があれやりたい、これやりたいっていうスタンスだと、そこに偏ってしまって、かえってきついんじゃないかなぁ。
結局、一人では何もできないんです。すべては人のつながりでないとなにもできないと思うから。たまたま誰かと会って意気投合したときに、それがまったく違う人だったら…。例えば石油の発掘をしている人と出会って「おもしろそうだな」と思ったら、いつのまにか石油王になっているかもしれない (笑) 。やりたいことがないからこそ、おもしろいことを見付けたときには「やりましょう」ってなる。
とにかく人と出会うことでしか人間が生きていく術はないんだと思う。教職員組合だったら、「それぞれの学校という組織を離れて、もう一つ違う場所で人とつながれる場所なんですよ、ここは」…ということだと思うんだよね。

老いも若きもみんながつながる教職員組合運動であるために…

 組合づくりについて考える際に、教職員組合運動の「世代交代の難しさ」をよく聞きます。「バトンをわたす」ではなくて「テイクオーバーゾーンを広くとって、併走してほしい」という若い先生方の声があります。

道教組青年部がFacebookグループを立ち上げました。「広く全道・全国の仲間とFacebookの上で集うことを通して、教育をよりよくしていきたい」と、担当する青年部長は話しています。

画像1

こんな取り組みも出逢うきっかけになったらいいなと思うのです。

 例えば、SNSを使いこなす若い先生が「SNS勉強会」などをしてスイーツとかを食べながら語り合うということもできるでしょう。そして、このFacebookグループをきっかけに、全国の仲間が実際に広い日本のどこかで出会うことができるような取り組みが生まれたら素敵ですよね。

私たち道教組はこんなふうにして、教職員組合運動に集う仲間を増やしていきます。

Facebookグループは全道・全国の全教に集う教職員組合に加入しているみなさんの参加を想定しています!お問合せは道教組Facebookページからお願いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?