質問⑦⑧

質問⑦

masahiko::段落3に関しての質問です。 「・・・じつは存在しないかもしれないが、それ自体にとってはそれ以外の時点こそがじつは存在しないかもしれない《現在》とがある、・・」の「じつは存在しないかもしれない」は実在的な水準で存在しないかもしれないという意味なのか、それとも、それ自体にとって端的に存在する《現在》として存在しない(それにとっての《 》性、端的な突出がじつはない)という意味なのか?あるいは、両方とも結局は同じということなのか?

永井:同じことではないでしょうけれど、どちらに解釈してもらっても、ここで言っていることは成り立ちます。

質問⑧

masahiko:A事実それ自身を単独で考えた場合、それに動きはなく、「経過」には関係しない、と理解してよいでしょうか?

永井:「「経過」には関係しない」という表現だと、そうだとも言えますが、「動きはなく」だと、それは違います。こちらも、「動きには関係しない」という表現なら、そうだといえます。


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