【個別支援学級の役割】
みなさんこんにちは、健一です。
今年で小学校に勤務して29年目になりました。今は2020年は8月7日から夏休みに入りました。何もなければ本当はオリンピックが始まって
お祭りムードの日本になるはずでした。
実は、最近世間の常識と自分の考えがかみ合わず自分の考えを整理するために、この動画を作りました。私は、個別支援学級の自閉症情緒学級を受け持っています。
支援学級に在籍する原因は同じではなく、
ほんとのところ、どんな特徴があるのか⁉️
知らない人が多いのではないかなって思います。
私がいつも学校から求められているのが児童の「適応」です。「適応」。
クラスで椅子に座って勉強できるようにしてくださいと言われます。
でも、黙って椅子に座ってノートをとることができるのが適応?
従順ばかりでいいのだろうか?と考えちゃうんですよね。なんか納得がいかないんです。
同僚との話し合いの中で、
「しかし、素直じゃないって所は、自分の考えを持っていていい所でもあるんですよ。」そう言うとシーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンとしてしちゃて。「彼はやりたいことがあるんですよ。」
と畳みかけてみるのですがうまく伝わりません。
でも、そういう見方をすることで、子供の行動の本質がとらえやすくなるのは、経験上ではあるけど結果から考えたときに確かだと思うんですよね。
私のような現役教員のYoutuberは年度末に辞めてしまうことが多いんです。これはきっと自分の考えている教育が公教育の中では達成できないのではないかと考える人が多いからなのかなって思うんですよね。
でも、私は今の現場を辞めないでいようと考えています。なぜかというと、今、困っていることを改善できる力を持っているのは私ですし、公教育の特別支援学級の子供たちを救わなくてはと考えるからです。
もし万が一、適応させなければと思っている教室とか社会が、実は大きく間違っているクラスや社会だったら、それに適応させなければならないって硬直した考え方でいるほうが危険だと思うからです。
学校とかクラスに適応することって確かにすぐに役立つことではあるのですが。それほどまでに重要なことなんですかね?
不登校の子供たちも受け持っていたこともあるのですが、どうしてもだめなら、本人が元気よく生活できることの方がいいんじゃないかなって思うんです。
学校は一般社会とは違うかなり特殊な環境ですからね。
新指導要領で「社会に開かれた教育課程」を目指してるぐらいだから、閉じた環境だというのはもうみんな分かっています。
「学級の役割」という括りで考えると、一人一人の長所を見つけ、できることを1つずつでも増やし、可能性を探るとか、伸ばす、ってことが重要なんです。これは通常学級に通っている児童も特別支援学級に通っている児童も同じですよね。
そう考えると特別支援学級だけでなくて学校全体の役割になるのではと思います。
通常学級と特別支援各学級の境目が、建前上でしかなくなってきてるような感じもします。
支援学級を受け持っている先生方は学校や保護者からどんな子供に育ててほしいと言われてていますか?
やはり、交流クラスで受けられる授業が増えることが大切と言われているのではないでしょうか?でもなんだかもやもやするのです。
学校の常識って大体、「私の脳が喜ばないんですよね。」
そこがどうかと思うんです。
今、私の体感なんですが、
小学校は詰め込みの授業ばかりで
「目が死んでいる児童」が
続出しています。
校外学習とか様々なバリエーションの勉強がなくて、
座学ばかりで教えているからです。
【自閉症・情緒学級の役割とは何だろう?】
通常学級に適応できないためにこのクラスに在籍しているのですが。
クラスで授業をしていると「楽をしている」と言われることはありませんか?
静かな場所で集中して学ぶことができるので、自分のペースでどんどん学習が進むのですが?
子供もすごくいい表情で学んでいるのに。
なんだかもやもやしています。みなさんはどう考えていますか?前よりももっと適応できなくなっているようなときもありますよね。
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