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仕事ができない人の思考

みなさんって仕事ができますか?
仕事ができない人っていると思うんですが、こうゆう人って基本的に考えが甘いことがあるんですよ。
今回はそんな考えが甘い人の特徴と、じゃあどんな考え方をして仕事をすればいいのかを
お話しします。

まず仕事ができない人って二つの特徴があります。
それが

①何をいつやるのかが明確じゃない
②手順と仕上がりのレベルが曖昧

この2点が挙げられるんですよ。
一つずつ解説していきますね。

①何をいつやるのかが明確じゃない人

みなさんって小学生の頃の夏休みの宿題ってギリギリでやったりしていませんでしか?
もしそうなら、それは先生の指示出しの問題なんですよ。
僕もそうだったんですが、夏休みって楽しいことが多すぎるじゃないですか。
いつどこから、宿題をやったらいいのか、わからなかったです。
それを自分で計画を立ててやらないとダメでしょと思う人もいるでしょうけど、
これもあまりいい考え方ではないんですね。
だって、長期間の計画の立て方をそばについて、誰かに教えられて、成功体験があるならまだしも、それもなしで、口頭だけで、「計画立ててやらないのがダメ」っていうのは、論点がずれているんですね。

多くの場合は「始業式までにやってきなさい」だけでしょ。
でもこれだと、普段から計画立てている子じゃないとなかなかできないんですよね。
そうではなくて、順番と行うタイミングまでがルール化されていれば、動くのが億劫な子でもきちんとできるもんなんですよね。
これってビジネスの現場でも同じなんですね。
仕事でも早く終わる人って、「これ」と「これ」を「いつ」やると決めると早いんですよ。

例えばあなたがお店で働いているとして、売り上げを計算しないと、毎月のスタッフへの経費精算が遅れていて、仕事に影響がでていると考えます。
指示の内容が「翌月の10日までに、前月の精算を済ませてください」とあるんですが、
毎回期日を過ぎてしまう場合はこのシステムそのものに問題があります。
これをなんでかっていうと、期日のみの指示で「いつ」やるのかをいうのが決められていませんよね。
例えば「毎月9日の17時までに精算をする」「もしできない場合は、前もって上司に報告し、8日の17時までに精算をする」としたらですよ、「明日でいいか」と先延ばしにすることはなくなりますよね。
何をいつまでにやるのかを決めてしまえば、「忙しいから」「時間がないから」という言い訳はなくなります。
こうすると、当たりまえに仕事ができるようになりますし、チーム内での漏れがなくなるんですよね。

②手順と仕上がりのレベルが曖昧

皆さんアルバイトってしたことあります?
僕飲食店でやってたんですけど、トイレの清掃が汚い時ってありませんでした?
トレイの掃除ってよく見ると、清掃のチェック表がかかっていて、1時間ごとに清掃されているのに、なぜか汚いところってありませんか?
これね、マニュアルに問題があることがあるんですよ。
お店とか、居酒屋とか言ったら、かべにかかっているトイレ掃除のマニュアルがあるところは見てほしいんですけど、大抵汚いトイレのお店のマニュアルってこんな感じなんですよ。

1、洗面所の周りにあるゴミをゴミ箱に入れる
2、シンク全体を拭く
3、鏡を拭く
4、ペーパーナプキンを補充

これ何が問題かというと、仕上がりのレベルが曖昧じゃないですか。
洗面所きれいにするにも、こんなの個人によって差がありますよね。
店長が顔が映るぐらいピカピカにしてほしいと思っていても、適当に拭くひとだっていますよね。
あとはどのように作業を進めるのかも明確じゃないですよね。
「きれいにしよう」「掃除をしよう」何をすべきかも、どこまでの成果を望んでいるのかもわかませんよね。
で、これを「そんなの自分で考えるのが仕事だ」って考える頭のおかしい人もたまにいますが、これはかなり乱暴な考え方なので、まずスタッフからもお客さんからも嫌われます。

そうではなくて、こうゆう場合の解決策は、「理想の仕上がり」から逆算するといいんですよ。
そうすれば必要な作業が洗い出せるから、それを分解しえt、手順を組み立てるといいんですね。
そうすれば誰がやっても同じ仕上がりになります。
例えばこんな感じです。

1、シンクの周りに落ちているゴミをゴミ箱に入れる
2、洗剤とスポンジを使って、シンクの内側の汚れを全て落とす
3、水滴が垂れないように硬く絞った布巾の、50%を使い、シンクの内側を端から端まで拭く
4、残りの50%の布巾で、シンクの外側を端から端まで拭く
5、乾いた付近の50%を使って、シンク全体に残った水滴を全てを拭く
6、乾いた布巾の残りの50%を使って、鏡と蛇口についた、水垢、水滴を全て拭く
7、ペーパーナプキンが3分1以下であれば、補充をする

こんなに細かくするのって思うかもしれないですが、
これぐらい細かくすれば、誰だって同じくらいの仕上がりになるじゃないですか。
だからマニュアルはできるだけ細かく作った方がいいんですね。
それを仲間と一緒にやりながら修正していけばいいんですよ。

で、こんなに私の職場は細かくやってないです。
っていうときはチャンスです。
これを自分の中でやるんですよ。
つまり「いつ」、「どこで」、「何を」、「どのようにやるのか」
できればそれを「なぜやるのか」まで具体的に決めておくと、あなたは間違いなく重宝されます。

だってみんなは適当なマニュアルで適当な仕事をしているんでしょ。
こんなにきっちりやる人がいたら、そりゃ浮くだろうし、目立つんですよ。
「あいつすげぇ」みたいな見られ方をするんですよ。

なのでご自身の仕事をぜひ、具体的なマニュアルにしてやってみてください。
ポイントは朝一仕事が始まる前に、1日の業務を10分ぐらいで書き出して、
その通りに動くだけです。
お試しください。

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