[子育て][アニメ]『ママは小学4年生』を観終えた

8ヶ月になったうちの息子。ベビーサークルに入れていても、私やワイフが近くにいないと騒ぎ出すことがよくある。あやしたり遊んだりして過ごせばいいんだけど、体力を使って大変だ。

こういう時にイージーな解決策としてはテレビを見せることだが、うちにはテレビというものがないし、今後も買うつもりはない。

そこで iPad で一緒にアニメを観るようにしている。8ヶ月になると映像に注意が向くようになるのでおとなしくなる。何より私自身が「アニメの消化」ができる。観たいと思っていたアニメをこれを機会に観ている。

本当は海外ドラマみなんかを観たいんだけど、今観ている『ER』や『エレメンタリー』『Mr. Robot』なんかは子どもにはふさわしくない描写が多い。やはり子どもでも観られるようなアニメになってしまう。

そこで選んだアニメが 1992 年のアニメ『ママは小学4年生』だ。これはちょうど私が小学4年生の頃観ていたアニメであり、私が最も好きなアニメである。

子どもに見せるアニメとして自分が過去に見たことがあるものを見せてしまうのは、変なものを見せてしまう危険性がないので安心だからかな。あるいは、自分が子どものころを思い出すノスタルジーを味わいたいからかもしれない。

『ママは小学4年生』は未来からタイムスリップしてきた自分の娘「みらいちゃん」を育てる小学4年生の話だ。『ママは小学4年生』を知っている人なら気付くだろう。『未来のミライ』という映画が去年公開されたが、明らかにあれは『ママは小学4年生』を真似している。子どもの名前がミライだから確信犯だ。なお、私は『未来のミライ』は未鑑賞で、あらすじだけを知っている。

さて、『ママは小学4年生』は各話 23 分程度のアニメとはいえ 51 話あるし、毎日少しずつしか観ていなかったので、何ヶ月も掛けて先日やっと観終えました!

私が『ママは小学4年生』を好きだったのは、小さく可愛いものが今も昔も好きだからかもしれない。子どもの頃からぬいぐるみが好きなのも関係していると思う。もちろん、実際自分の子供ができると子育てはとても大変なことだと分かったけれど、赤ちゃん的なものが好きであることは変わりはない。

基本的に子ども向けアニメなので、ちょっと安っぽい展開になることも時々あるが、結構泣かせる話も多いんだよ。最終回に泣かせるのは当然として、それまでも何度かウルウルしながら観た。一方、ドタバタコメディー的な回もあってよく笑いながら観れたりもした。

また、30 年近く前のアニメなので、「女はこうするべき」のようなステレオタイプな偏見もちょくちょく見られた。家庭の話だからなおさらだ。

同居する、漫画家を目指すおばさんも、フリーランスの自分と重なる部分があった。

タイムマシンを作ることになる天才科学者が登場するのも面白い。お手伝いロボットがコロ助みたいなのも好きだ(私は『キテレツ大百科』が好き)。まず、天才科学者の名前が「えじ」さんというのも、絶妙なネーミングだ。

最後みらいちゃんの存在がマスコミに気付かれて大騒ぎになるんだけど、そのあたりからいやーな感じの話になる。一般市民にマスコミに対する説明責任なんてんないんだから、無視し逃げればいい。

『ママは小学4年生』を観終わったことだし、次は『サンダーバード』を観始めた。英語なので私は勉強になるし、息子もなんとなく観ている。最近続編が作られているようだし、また観終わったら感想を書くかもしれない。

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