[読書メモ]『ライフログのすすめ』
p32
電子メール、携帯電話、カメラ、ホームビデオ、ソーシャルネットワーキングサイト、写真や動画の管理サイトなど、かなりのライフログ技術がすでに利用されている一方で、いまだ多くの部分がつながりに欠け、バラバラだ。
p40
およそ 1982 年から 2001 年までの間に米国に生まれたグループを「2000 年代世代(ミレニアル)」とか「ジェネレーション Y」と呼ぶ。このグループは、グーグル、携帯カメラ、ファイル共有、携帯メール、ソーシャルネットワーキングサービスのフェイスブックやマイスペース、ユーチューブ、セカンドライフ、ツイッターの世代でもある。この世代から、ソフトウェア会社を設立して、20 代で大金持ちになった人物もいる。
p41
自分の日々の行いを他人に閲覧してもらうためにウェブ上にアップする人のことを、ライフブロガーと言う。
p43
ライフログとはまさしく、物理的ではなく、デジタル的に保存をし、注釈をつけることだ。
p47
技術の3本の流れ__記録、保存、高度な検索__がすでにライフログ時代をスタートさせている。
p49
ビル・ゲイツは 1995 年に書いた『ビル・ゲイツ未来を語る』の中でこう言っている。「僕たちはいつか、自分の目にしたものや耳にしたものすべてを記録できるようになる」。
p77
すべて記録し、何も捨てない
p99
「やるべきこと」が頭の中に居座っていると、心が澄みきった状態を作り出すことはできない。終わっていないと感じているすべてのことを、頭の外の信頼できるシステムに預ける必要がある。
p112
僕は仕事が好きだ。
p201
自分の持っている資料を整理することは非常に大切だ。
p202
ワールドワイドウェブが調査力向上の時代をもたらしたように、ライフログも熟考の時代をもたらすのである。
p231
人間は、生来行動を記録したがる。ちょっと見渡すだけでも、周囲の人がみな、カメラとビデオカメラを持っている。フォトアルバムやホームムービー、スクラップブックに記念の品、そんなものがなければ、自分の居場所を見つけるのにもひと苦労だ。
p234
機械嫌い(ラッダイト)
p236
この事件が僕にたたき込んだのは、バックアップを取らない限り、何だって失う覚悟がいるという教訓だった。
p237
コピーは多ければ多いほど安心だし、遠隔地にコピーを作っておくのがベストだ。
p252
今日の米国では、裁判の証拠開示手続きの一環として、日記の提出を求められることがある。
p252
デリケートな情報なら、「スイス銀行」のデータ版みたいな、海外の匿名口座にでも預けたらどうだろう。
p265
1年以内にペーパレスになることを目指そう。
p266
カメラをスキャナーがわりに使ったほうが便利なときがある。たとえば、旅行中なら、レシートを自宅に持ち帰ってスキャンするよりも、写真に撮って、破って捨ててしまおう。
p276
「クリップレット」__5秒かそこらの短いビデオのことだ
p282
メモには日付と場所を添えるようにしよう。
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