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【書評】ウニヒピリのおしゃべり〜ほんとうの自分を生きる〜

自分の内なるこども“ウニヒピリ”との対話で、自分らしい豊かな人生を手に入れる秘訣について、作家の吉本ばななさんと平良アイリーンさんとの対話を読む本。

自分の心の内側にもう一人の、小さなこどものような存在の自分がいるとして、あなたはその子をどのように扱っていますか?その子の話に耳を傾けてあげたり、その子が嫌がることはせず、その子が喜ぶようなことをしてあげていますか?

ホ・オポノポノとはハワイ語で“過ちを正す”

アンバランスを正し、もともとの完璧なバランスを取り戻す、古代ハワイから伝わる問題解決法

ウニヒピリの声を聞き、自分をないがしろにせず大切に扱い、クリーニング(記憶の消去)を実践していくことで“ほんとうの自分を取り戻す”ということだ。

とっつきにくい話のように思えるかもしれないが、本の中で出てくる話題は、人に憧れをもって自分らしくない振る舞いをしてしまった話や、他人との関係など、普段の日常のシーンの話題も多く、自分の行動を省みる気づきも多い。

印象に残ったのが、やっぱり行動に出ているんだなあと思えるこの話。
“明日パリに行けたらいいなあ”と思うくせに、実際に航空券を買う人はいない。
不可能ではないのに、そんなことをする人はいないからとか、計画立てないといけないとかそういった枠を持っているから、そこを抜け出せない。そして、そんな枠を持って生きていると同じようにそういった枠を持っている人がまわりに集まっているから、ますます枠を抜け出すことは困難になっていく。

自分も口ばっかりの理想をたくさん言っているのではないだろうか。本当にそれを望んでいるなら、とっくに行動しているはずだ。そればかりをしてしまっているはずだ。

それでいて本当の自分の望みには、枠から抜け出せず行動を起こせていなかったりするのかもしれない。

自分らしく生きるとは、“間違った生き方をしない“ということなのかなあと思った。
間違った生き方というのは、人の道を外れた生き方とかそういう意味ではなく、本来の自分の生き方とは違う生き方をしないということだ。

外側に振り回されず、植え付けられた価値観にとらわれず、自分の内側の声に従い、生きる。

今、引っ越しし、家具を揃えたり配置を決めたり家を作っているところなのだが、ここでも、カーテンはどんな色が心地いい?この使い勝手は心地いい?と自分の声を逐一聞きながら少しずつ作っていっている。

住む部屋、着る服、ひいては生き方。どれも一緒だ。
誰かのものをまねしてもそれは正解か?答えは自分の中にしかないのだ。

執筆:icecream


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