さくらの季節

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ちびまるこちゃん の主人公
さくらももこaka まるちゃん

その声優であるTARAKOさんが
亡くなってしまいましたね
とても苦しい

同じような胸を引き裂く感覚を
さくらももこ先生がこの世から去った
時にも抱いた事を鮮明に覚えている

学生時代によく通っていた市の図書館
そこでは「ちびまる子ちゃん」や
「コジコジ」などの漫画も
借りることができたので
僕は分厚い小説と共にその2作を
よく借りていた
本を読むのが好きと言っても
身体に疲労が蓄積されるほどに
向いてはいない体質だったのだろう

そんな脳みその水分補給には
いつだってさくらももこ印の
ブラックで痛いところを突いたギャグと
詩的で儚い、けれどもストレートに
描かれてるキャラクターの独白が最適であった。

さくらももこ作品のキャラクターが
織りなす数々のモノローグは
幼少期から多かった
僕の脳内独り言に更に拍車をかけた

影響は凄まじいものだったのだ




国民的アニメーションになりながらも

それはあくまで裏の顔

本質は嫌味満載で
ブラックジョークがてんこ盛り

かと思いきや
温かみのある人間模様も描ける

無意識に僕はそんな先生の姿を追って
自分の音楽、歌詞も
作っているのでは無いのかと
密かに思う




大好きなコジコジの第4巻

とても好きでたまらない言葉がある

正月くんがお見合いによって
恋仲となったひな祭りの精ひな子さん

仲睦まじい2人の前に現れたのは
美男子でありひな子さんの元カレ
バレンタインくん

2人の仲を引き裂くように
ひな子さんを攫ったバレンタインくん

2人は200年も愛し合っていたが
バレンタインくんのたび重なる
女性問題により、ひな子さんから
別れを切り出したのであった

攫われたひな子さんは
バレンタインくんに
200年間の彼への愛、そして
愛していた分だけの悲しみを打ち明ける

そして、前を向き
新しい一歩を踏み出した事を伝える

バレンタインくんに
そんなひな子さんを
止める事は出来なかった

翌日無事に正月くんの元へ戻り
バレンタインの
チョコレートを渡したひな子さん

空には誰かが流した涙のように
流星が降る

その時にポツリと心で囁いた
ひな子さんの一言




「あなたと愛し合っていた日々が合ったことを 私忘れない・・・・・・」



僕はこの言葉を抽斗に入れている
埃が被ったり、嫌な臭いが付かないよう
定期的に取り出して眺めている

誰かを愛する事で始まる恋愛が
たいてい責任転嫁や憎しみで終わる
展開をよく目にしてきた

情熱に駆られて、抱き合った時点で
恋愛なんて共犯なのだ、、、
浮気されたら、勿論相手がクソだが
見極める時間を作らずに一緒くたに
成ろうなどと早計な
行動を起こした自分も何割か反省するべきだと僕はずうっと考えている

2人でいられる時には
幸せオーラで誤魔化して
ミスがあったら傷口を弄るように
相手のせいにして蓋をする

そんなクソッタレな恋愛をしている
方々を見て、
僕はどうしようもないもんだなぁ 
と萎れていた

この言葉にはそんな迷いが一切なく
ただ忠実に
私があなたを愛した日々が合ったと
刻んでいるのだ
例えバレンタインくんが浮気性でも

そしてその道のりを残して
新しい世界への扉に手をかけた



さくらももこ先生の
独り言には本質が詰まっている

しかし、本質は稀に人を苦しめる

だから、先生が創り出した
キャラクター達は心の中で
正論をつぶやくのだろう

様々な感情の詰め合わせセットにもなる
さくらももこ作品

そして、漫画にも関わらず再生される
TARAKOさんのかけがえない声

僕が死ぬまで
抽斗の中の一番手前に存在するのであろう




ありがとう






ちびまる子ちゃんの後日談?の漫画

「ひとりずもう」は必ず読むべし

今日も久しぶりに読み直したが
べしょべしょになるくらい泣いた

顔がクシャクシャになって
逆に笑っているかのようになっていたであろう

いい大人が真っ昼間から




あたしゃ悲しいよ、、、、

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