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クロスバイク初心者がソロキャンプに行ってみた話【装備編】

2024年3月末
クロスバイクを購入して約一ヶ月の初心者が、自宅から40キロ以上離れたキャンプ場にソロキャンプに行ってみた。
けっこう長い文章になりそうなので、「装備編」と「サイクリング&キャンプ編」に分けて掲載する。

まずは「装備編」からどうぞ。

【スペック】
ライダー:51歳射手座AB型スポーツ経験ゼロソフトデブのハードハゲ
クロスバイク歴:約一ヶ月、毎日通勤で40分ほど漕いでいる
自転車:GIANT GRAVIER DISK XSサイズ
フロントバッグ:Rhinowalk 自転車フロントバッグ
サドルバッグ:Rhinowalk 自転車サドルバッグ
テント:Naturehike 1人用テント
シュラフ:Amazonで2,000円くらいの

自分の想像ではもっとゴテゴテの積載になるかと思っていたけど、意外にもすっきり収まった。
しかし天気が良くて気持ちいい!
前のフロントバッグに寝袋と小物類、フレームにテント、サドルバッグに焚き火台やテーブル、鍋類などを積んだ。

今までのキャンプは装備をオートバイか車に積載していた。
オートバイはまあまあ積載量に制限があるが、その装備の移動に使うパワーはエンジン任せなので気楽だった。
しかし自転車のエンジンは私である。
51歳射手座AB型スポーツ経験ゼロソフトデブのハードハゲ。
量が増えて重くなればなるほど辛くなるのは自分だ。
あまりに非力なエンジンゆえにキャンプに持っていく装備は小型軽量でなければならない。
車やオートバイでは気楽に装備に追加できる小さな荷物でも、自転車だとその荷物分の重量を自分の足の筋肉で動かさなくてはならないので選択も慎重になるし面白い。
今までキャンプで使用していた持ち物リストを参考にして、そこからどんどん削ぎ落としていく感じで今回のソロキャンプ用持ち物リストを作成した。

・テント
・シュラフ
・クッションシート
・ランタン
・ヘッデン
・テーブル
・折りたたみ椅子
・焚き火台
・SOTOのバーナー
・ガス缶
・バーナーライター(燃料補充しておく)
・鍋類
・モーラナイフ
・ヴィクトリノックスのツールナイフ
・タオル類
・着替え(パンツ、シャツ、靴下)
・ヘルメット
・モバイルバッテリー
・iPhoneの充電ケーブル
・読書用の本
・ビーチサンダル
・現金

かなり迷った末に削ったのはカトラリー類や調理器具類(トングなど)だ。
そして同じく迷った末に持っていくことを決めたのが折りたたみ椅子とビーチサンダル(調理器具は調理自体を簡単にしたのでコンビニの箸だけあれば十分だった。折りたたみの椅子とビーチサンダルは持っていって大正解)。

おおよその持ち物は把握できたが、それをまとめるとどれくらいの積載のカタチになるのかは実際にパッキングしてみないとわからない。
もうここは計算式などはないので、自分の勘でやっていくしかない。
クロスバイクという自転車は、ママチャリなどとは違い元々積載するための場所がまったくない。
なので、装備を積載するためにフロントバッグとサドルバッグという二種類のバッグを購入した(ちなみに往復85キロくらいを走ってみたが、どちらもトラブルはなく安くていい買い物ができたと思う)。

フロントバッグで8リットルとサブフロントバッグで4リットルと合計12リットル。
サドルバッグで10リットル。
予備でリュックに20リットル(こちらはお尻への負担になるので基本的には荷物は入れない)。
稼働するのは22リットルくらい。
まあリットルリットル言われてもよくわからないが。

上記の持ち物リストの装備をバッグに詰め込んでみた。
一番に苦労したのがシュラフ(寝袋)だった。
Amazonで過去に購入したもので2,000円台だったので仕方ないが(調べると、お金を出せば出すほど小型軽量化ができるらしい)、どんなに叫んで力を入れて押し込んでも小さくならない。
しまいにはもう持っていくのをやめようかと思うくらいに大きな荷物だったが、最後には8リットルのフロントバッグに収納することにした。これだけでフロントバッグはパンパンになってしまい終了。
あとは残りのものをサドルバッグとフロントバッグ(サブ)、リュックに入れるだけだ。
もしサドルバッグ、フロントバッグ(サブ)に入らないようであればリュックを大型のものに変えて容量を増やす。

キャンプに行く数日前に実際に自転車に装備を積み込んでみた。
自分の想像よりもコンパクトに収納でき、リュックは軽くなりそうであった。
そして前日の夜に本番積載。
自宅リビングルームに自転車を引き込んでの本気モード。
1時間くらいかけて慎重に積載をやった。
Googleマップ先生によると片道3時間くらいかかるようなのできっちり荷締めをする。
何度か衝撃を与えたり揺らしてみたり。
結果落ち着いた積載の区分けは以下のとおり。

フロントバッグ
 ・シュラフのみ
サブフロントバッグ
 ・ランタン
 ・ヘッデン 
 ・バーナーライター
 ・SOTOのバーナー
 ・モーラナイフ
 ・ヴィクトリノックス
 ・タオル 
 ・バッテリー
 ・iPhoneのケーブル
サドルバッグ
 ・ランタン
 ・テーブル
 ・焚き火台
 ・ガス缶
 ・鍋類
 ・着替え
リュック
 ・上着、防寒着など
 ・読書用の本
 ・折りたたみ椅子
その他フレームにくくり付け
 ・テント
 ・クッションシート

などなど。

こちらの画像は帰りの積載。
フロントバッグもサドルバッグも振動で下がってはくるけどタイヤに接触するほどではなかった。

サブフロントバッグがなかなかの収納力で、もっと詰めればまだまだ入る感じだった。
思いのほかきっちり収納ができた。

さて一泊分の荷物の積載が終わった。
あとは旅に出るだけだ。
続く。

旅〜!という感じが溢れ出していていいよね〜


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