歴史の授業からひらめきを得た学習児
学習児の歴史のクラスは黒死病 (Black Death) について学んでいるそうだ
ある日の授業で、黒死病は当時の某国で裕福層も貧困層もほぼ等しく被害を受けたということを学んだ
当時は医学でも科学でも今ほどの知識はなかったから、人々は迷信や神に頼り、金持ちも貧乏人も同じように死んでいった
死の前では上級階層も下級階層も関係なかった
学習児はここで自分も人間であるという点では他の人よりも優っているとか劣っているということはなく、同じ地点に立っているはずだと確信を得たのだそうだ
だから同じ友人グループで学習児を利用したいときにだけ声をかけ、そうでないときはグループから排除するような態度をとるリーダー格の人物から距離を置くことは、自分にとっては正しいことだと判断した
この人物は授業中に私語が多く(先生方からは注意されない、たぶん優等生だから)、座席が近い学習児は授業に集中できなくて頭がおかしくなりそうなことがあるので、そういう授業の後で、私語がうるさすぎて迷惑しているので席を変えてくださいと先生に申し出たそうだ
私にとって歴史は暗記問題で苦手で全然おもしろくなかった超不得意科目だったので、ちゃんと授業から学んでいる学習児をエラいと思った
そうやってどんどん親を超えていってくれ😂
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