絵本をつくりたい②何が言いたいの?
イラストを描いていて、オリジナルの絵本をいつか作ってみたい。
頭の片隅にそんな思いはあった。思いはあってもフェリシモの絵本講座を取って12ヶ月送られてくる付録を手にとって妄想するのみ。
絵本は世の中にたくさんある。物語と絵、どちらも敷居が高くて自分なんて無理と思っていた。
普段はイラスト描きの端くれとして、違うペンネームでお仕事をいただいている。パズル誌のイラスト、幼児向けの絵本の挿絵のお仕事をいただりしている。誰が見ても違和感のない絵、商業イラストレーターとして通じる絵でないといけない。
自分のイラストで絵本を作りたいとお仕事でお世話になっている方に相談したとき、幅広く見てもらいたい絵本なのか、自分の作品としてのカタログなのか問われた。始めは、幅広く見てもらいたい絵本と答えた。作るからには商業として売れる絵本にしたいから当然だと思った。それでネットや本を見て見様見真似で15見開きの最後はほっこりするお話を作ってみた。
ネットで絵本講座も申し込み、たたき台を見てもらうと「何を伝えたいのかわからない。」と言われた。確かに、いわゆる絵本って起承転結の・・・というありきたりな考えしかなかったし、話としては弱いと言われた。15見開きラフを作るのでやっと。では、どうしたらいいんだ?!と悩んでしまった。※見出しのイラストはその時のラフの一部です。
次回は、何を伝える絵本か考えた事について書きます。
*現在、制作した絵本を東京都三鷹市産業プラザ1階ファブスペースみたかにて展示販売中です。お近くにお越しの際は、ぜひ寄ってください。
fabmii展示会「Go! fabmii2020」みたかプレ創業メンバー合同展示
■展示会開催日:2021年2月7日(日)〜27日(土)(火曜日を除く)
■時間:午前11時〜午後5時
■会場:三鷹産業プラザ1F ファブスペースみたか
絵本出展の様子(どくおとめblog)
2020年12月「どくおとめ絵本」展の様子 デザインフェスタギャラリー原宿
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