Flesh&Blood 汎用低額カード紹介

Flesh & Blood 初心者向け記事です!
・構築済みBlitzデッキや、一箱買って組んだデッキ等から、弱くて抜きたいカードがあるけど、何と入れ替えたら良いか分からん
・ストレージを漁って汎用性の高いコモンなんかを揃えたい
・パック剥いた時どういうコモン・レアが当たりなのか知っておきたい
・大会に出る前によく使われるカードを少しでも知っておきたい

みたいな方に参考になるようなカードを挙げて行きます。

ヒーローを問わず採用できる、Generic属性のカードに絞って紹介します。
また、低レアリティであっても国内の流通数が少なく入手困難だったり、1枚1000円以上するものは挙げません。
現在国内で主に遊ばれているBlitzフォーマット基準の話になります。
あと、紹介するカードは基本的に赤黄青と3種類ありますが、よく使われる色のものについて説明しています。


【装備品】

・サイクル紹介

Nullruneシリーズ

テキストは全て"Arcane Barrier 1"

鉄板サイドボードシリーズ。
Arcane BarrierはArcane Damageによるダメージを減らすことができる数少ない手段。例えばArcane Damage5の攻撃を受けた時に、Arcane Barrier1の装備を付けている場合、1リソース払うことでArcane Damageによる攻撃を1点防ぐことができ、結果的に4点ダメージを受けます。
Nullrure装備を3か所に装備しており、Arcane Barrierを3持っていたら3リソース払って3点防ぐことができます。Arcane Barrierが3だと必ず3リソース払い3点防ぐ必要がある、ってわけではなく、2リソース払い2点防いだりしても良いです。軽減する権利を得る感じ。

コモンですがこれらの上位互換カードは少なく、クラスや部位によっては存在しないため、ガチガチの大会でもサイドにかなり採用されてます。逆にこれらがサイドにないと、Wizardクラスにコテンパンにされるので、大会に出る前にはまず揃えたいサイド用装備品一式です。

収録パック:Arcane Rising、History Pack1

Ironrotシリーズ

テキストはすべて「防御に使用した後破壊される」で1点防御を持つ

1点で防御できて、防御に使うと壊れるって書いています。
上位互換はいっぱいあるのですがお安いのが強み。とりあえず装備がない!みたいな状況なら50円とかで買えるこれらのお世話になるのがオススメです。シンプルなので使いやすいのも嬉しい。
クラス専用で見るとBlade break1でオマケ効果が付いてる装備はコモンでも結構あるので、ヒーローが決まっているならそのクラスの装備を調べてから買うかどうか決めても良いかもしれません。

収録パック:Welcom to Rathe、History pack1


Ironhideシリーズ

防御に使用時、1リソース払うことで+2点の防御点を持ち、その後壊れる
素では0点なので注意

防御に使用した際、1リソース払うことで2点の防御値を持つ装備品。
一つ上で挙げたIronrotシリーズとは相互互換のような関係で、Ironrotシリーズの強みは「手札を使わずに防御値が得れること」「1点の防御値なので4点の攻撃に強いこと」あたり。
こちらのシリーズは「装備品だけで高い防御値が得られること(=手札のカードで防御されているときに強くなるカード等に強い)」とか色々違いがあるのだけど…単純に言うと手札を防御に使いたくないアグロデッキならIronrot、中長期戦をするミッドレンジ以降や、相手ターンでもリソースを活用できるWizardクラスならこっちのIronhideシリーズが相性良いです。

収録パック:Monarch


・頭装備

頭装備は手札に関する効果が多め。頭=知性=ハンド。

Hope Merchant's Hood

通称マリガンフード

この装備を破壊することで、手札をX枚選んでデッキボトムに送り、X枚ドローできます。事故要素があるヒーローや特定のキーカードが強力なヒーローならお世話になりたい便利な一枚。インスタントで起動できるので相手ターンにも使用でき、絶体絶命の時に防御値が低いカードを入れ替えるみたいな使い方もできます。

収録パック:Welcom to Rathe、History pack1


・胴装備

胴装備はリソース関連の効果が多め。

Vest of the First Fist


通称胴着

自分のアタックアクションカードによる攻撃がhitした時、破壊することで2リソース生産できます。
コモンの中では破格のスペックをしており、使い切りとはいえ2リソース生成は手札が1枚増えたくらいの仕事をしてくれます。特にアグロ系ヒーローにはオススメの胴装備です。

収録パック:Arcane Rising、History Pack1


Deep Blue

手札1枚をボトムに送り、3リソースを生み出して壊れる胴装備です。
Fabをやっていくと、手札が真っ赤になる「リソース不足」な手札が来る事故がしばしば発生します。そんな時に救済してくれるのがこちらのカードです。1リソースしか出してくれない赤いカードを疑似的に3リソース出す青いカードに変換するイメージですね。
あくまで疑似的なので、ピッチゾーンを参照するカードや能力とは相性が悪いのは注意。0コストのカードをコストにしてもHarmonized Kodachi(Ninjaの武器)にgo againは付きません。

収録パック:Tales of Aria


・腕装備

腕装備は攻撃力に関する効果が多め。

Goliath Gauntlet

破壊することで、このターン中の次に使うコスト2以上のアタックアクションカードに攻撃力+2点を付与できます。Generic腕装備の中ではLegendaryまで含めてもスペックが高く、アグロデッキは結構採用しています。
2コスト以上のアタックカードが6枚以上入ってれば雑に採用しちゃっても良いと思います。

収録パック:Welcom to Rathe、History pack1



Bracers of Belief

破壊することで、このターン中次に使うアタックアクションカードに+X点を付与できます。Xは3から[デッキトップを公開して、公開したピッチバリューの数]を引いた数値です。
つまり赤いカード(ピッチバリュー1)がめくれたら+2点できてうれしい!だし、青いカード(ピッチバリュー3)がめくれたら+0点になって虚無!です。2コスト以上のアタックが少なくてGoliath Gauntletを採用しづらいNinjaやAssassinクラス等のアグロデッキならこっちの腕が採用候補になります。

収録パック:Arcane Rising、History Pack1

・足装備

足装備は行動力に関する効果が多め。機動力のイメージ。

Snapdragon Scalers

Atack reacitonのタイミングで破壊することで、コスト1以下のアタックアクションにgo againを付与します。付与の範囲が広く使いやすいのが特徴で、これもガチガチの対戦でもよく使われています。

収録パック:Welcom to Rathe、History pack1


【Attack】

Snatch

ひったくり!

0コスト4点でHit時1ドロー。シンプルかつ強力です。ドローって書いてあるカードは強い!
4点というのも偉く、基本防御値が3に設定されているこのゲームでは「手札2枚による防御」「手札1枚+装備による防御」を強要しやすいです。通ればもうけもん。弱点はgo againが付いていないのでSnatchを使うとターンが終わることですが、Snatchが手札最後の1枚の時に使うことで、hitすれば引いたカードをアーセナルに置けるので無駄なく活用できます。

収録パック:Welcom to Rathe、History pack1

Bellttle (とMinnowism)

見くびる(直訳)
条件を満たすとサーチ効果付き
サーチ先

1コスト3点go againとコスパが悪いカードに見えますが、攻撃時にハンドのベースパワーが3以下のアタックカードを公開することで、"Minnowism"というカードをサーチできます。
"Minonizzm"はパワー3以下の次の攻撃を強化するカードですが、青い"Minonizzm"をサーチすることで、1リソースを使うと3リソースがもらえるカードになります。暗黒の儀式。この使われ方をすることが多いです。
殴りながらリソースが増えることの強さから、CCフォーマットでは禁止になっていますが、Blitzでは使えます。

収録パック:Monarch

Scar of Scar

自分の方が相手よりもライフが少ないとgo againを得ます。
0コストのカードは3点でgo againか、4点が基準とされているので4点go againは高スペック。 go againが付いていなくても最低限のスペックはあるのも嬉しい。

収録パック:Uprising


Fyendal's Fighting Spirit

Iyslander specializationという説もある

3コスト7点、攻撃か防御に使用した際に、自分の方がライフが少なければ1点回復できる効果のカードです。
防御に使っても1点ゲインするのがとても強いのと、3リソースと青いカードと揃ったら綺麗に使い切れる打点なのも強いです。ライフレース番長。

収録パック:Uprising

Flex

全くアタックアクションに見えないイラスト 好き

0コスト4点、攻撃時or防御時に2リソース払うことで攻撃値が6点になるアタックカードです。0コスト4点として使っても良いし、リソースが余るターンには強化できる利便性が強み。キッカーみたいなもんですね。
防御時に攻撃値を6点にする効果は9割の試合で意味がないのですが、Illusionistが使うカードの一部は攻撃値が6点以上のカードで防御されると攻撃に失敗するデメリットを持っているのでIllusionist対策になります。

収録パック:Uprising


Ravenous Rabble

通称:跳び箱

色々と書いていますが、要は5点go againだけど、攻撃時にデッキトップをめくり、そのカードが生み出すリソース分だけ打点が下がります。
赤いカードがめくれたら4点、黄色なら3点、青なら2点の攻撃になるってことです。性質上、赤いカードが多く入っているデッキほど高確率で高スペックのカードになります。
この攻撃時というタイミングは相手が防御を宣言する前なので、相手はこれが何点になるか見てから何点防御に回すか決めれます。

収録パック:Arcane Rising、History Pack1



【Attack Reaciton】

Razer reflex

コスパが良く範囲も広いため、採用率の高いAtack Reactionです。終盤のリーサルにとても使いやすく、相手のリソースが1浮いている際はこれを構えている確立が高いです。上述したSnatchなんかのHit時効果を持つカードたち全てと相性良し。

収録パック:Welcom to Rathe、History pack1


Pummer

採用率の高いAtack Reacitonその2です。
2コスト以上のアクションカードにバフをかけ、Hitすればハンデスの能力が非常に強力。2コスト以上というのは少し範囲が狭いので、いろんなヒーローで採用されるワケではありませんが、高コストの攻撃を多く採用するBravoやOldhimなんかのGurdian達には必須カードクラスの扱いを受けています。

収録パック:Welcom to Rathe、History pack1



【Deffens Reaciton】

Sink Below

4点で防御しながら手札を1枚ボトムに送り1枚ドローできます。
Fabはカード1枚の基本防御が3,go again持ちや攻撃的なカードは2に設定されています。そんな中一枚で4点の防御値を出せるのはカード1.5~2枚くらいの仕事をしてくれることになります。防御値2を2枚使い防御してる時と比較すると単純に2枚分の防御をしながら手札を1枚入れ替えしてくれます。しかも相手のAtack Reacitonなどを見てから。凄い!

こんな風に書くと最強じゃん!と思われるかもしれませんが、Defense Reaction特有の弱点も何個かあります。
・攻撃の役には立たないので、Defense Reacitonがハンドに複数枚来たりするとピッチするしか使い道がなかったりする
・Command and ConquerのようなDefense Reactionメタ能力を持つカードもある
・Wizard相手にはとても弱いカードになる。(Arcane Damageによる攻撃には何の役にも立たない)

上記を踏まえても"Sink below"は強いカードで高い採用率はあります。デッキの防御力を上げたいないな~と思えば入れよう!

収録パック:Welcom to Rathe、History pack1


Fate Foreseen

4点で防御しながらopt1(デッキトップを1枚見てボトムに送るかtopに残すを選ぶ)ができます。即効性のある手札交換の方が大体の場合強いので、"Sink Below"の方が基本的には優先されますが、"Sink Below"に加えてDefense Reacitonを採用して防御力を挙げたいときにはこれに声がかかります。

収録パック:Arcane Rising、History Pack1



【Instant】

Sigil of Solace


TCG経験者から見ると「治癒の軟膏じゃん」「ディアンケトじゃん」と弱そうに見えますが、Fabのライフゲインカードは便利です。
便利な理由は何点かあります。

・手札を全て使いきれない際に3点ゲインというアドバンテージにつなげれる
・先手1ターン目の攻撃は全て防御されて終了、となりやすいが、Sigil of Solaceがあれば3点ゲインというカード1枚分のアドバンテージに絶対変換できる
・相手がリーサルを狙って装備を破壊したりリソースを使い切ったタイミングで突然3点ゲインすることで計算を崩せる
・Defense Reacitonと違い、Wizard相手にも延命手段になる

辺りですね。ようするにいつでもどんなマッチアップでも安定してハンド1枚分=3点分の仕事をしてくれるのが強み。中速ーコントロールデッキには雑に入れちゃっても活躍してくれると思います。

収録パック:Welcom to Rathe、History pack1

Oasis Respite

次のダメージを4点軽減し、自分が相手よりライフが低い場合1点回復する。
こちらもコントロールデッキでの採用率が高いです。1コスト払って4点だと物理相手には0コスト4点の"Sink Below"の方がコスパが良いわけですが、オマケの1点ゲインがありがたいのと、Wizard相手にも4点の防御力が変わらないことが強み。

収録パック:Uprising


【Item】

Energy Potion

置いておいて、いつでも壊すことで2リソースを獲得できるitemカード。
ポーションを置くターンは実質手札が1枚減った動きになるので弱い動きになりますが、後のターンで爆発力のある動きを迎えることができます。
手札を1枚貯めるみたいな感じですね。

ピッチに使っても3リソース出るので、ハンドが強くてそのターン派手に動きたかったり、終盤でもうこのターンに全力で攻撃するしたい!みたいな時もピッチに使えば良いのも嬉しい。
欠点はItemタイプのカード全てに共通しているのですが、防御値がないことです。ポーションがハンドに2枚来た、みたいな時に敵の攻撃が強いターンを迎えたりするとかなりのダメージを受けてしまいます。

収録パック:Welcom to Rathe、History pack1



以上です。
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