今後、書きたいこと

私って思ったより書きたいこと無くね?と疑問に思ったので列挙してみる。


ダークエコロジー
エコロジーに関心を持ち始めたのは、いつからだったろう。去年末くらいに、ハイパーポップ?系のライブの告知で「エコ・ポップ」という文言を見て、それはBby Ecoというアーティストに対して用いられてたんだけど、なにか「エコ」という語が私に引っかかった。それで、エコロジーの思想を調べていくうちに、絶対的な自然を想定しない「ダークエコロジー」について知った。以前からエコテロリストには興味があったので、ああいうパフォーマンスをダークエコロジーの観点から考えたりしたい。エコテロリストは私の考える「批評」って感じがして良い。
私なりのダークエコロジーを論じるにあたって、エコロジーそのものは勿論、そもそも興味を持つきっかけとなったアンビエント音楽や、私のルーツとも関わる原爆文学や、博物学・博物館学なんかの基礎的な知識も付けたい。先は長そう。ぶっちゃけ同人誌でやりたい。編集って操作はエコロジーっぽいよね(適当)


倍速批評
なんか年始に思いついて気に入ったので、最近、よく考えている。私にしては珍しく批判対象がはっきりしている。同じ私が考えているから当然なんだけど、ダークエコロジーのところで書いたことと共通する部分がある。ダークエコロジーが自明視されている空間の解体を目的とするなら、その時間バージョンだな。まあ、そんな高尚なもんでもないが。やはり、私はいま見下されているものを擁護してみたくなっちゃうんだよな。お前らがすがっている権威は、その1つ前の権威を倒して生まれたものだってこと分かってんだろうなと常に思っている。次の前提は(比喩としての)倍速なのではないかというアイデアに賭けてみたい。


無印良品化する社会(郊外論)
最近、スペースで地元について喋った時に思いついた。私はいわゆるファスト風土化した郊外出身なんですけど、地元の生活圏内に日本最大の無印良品と度々「本をインテリアにするな!」とお叱りを受けている蔦屋書店があるんですよね。丁寧なファスト風土だ……。そんで、なんで広島市にクソデカ無印があるかというと、無印は今後地域密着型のモデルも展開していきたいらしく、たまたま潰れたショッピングモールがあったので、そこで試験的に運営しているとか、していないとか。私は無印の「不揃いバウム」という商品が好きで、つまり「不揃い」を肯定的に再解釈しているという点が良い。それで、本来は不揃いだったが画一化された地方都市に無印がどうアプローチしていくかが気になる。成功しても、失敗して丁寧ディストピアになっても、どっちにしろ面白い。あと、お騒がせ市長が存在する広島県安芸高田市でも、無印を誘致するか否かで世代間抗争が起きていてアツい。てか無印批評、もう誰かやってそうよね。


斜塔
アニメ批評同人誌『ブラインド』に「日常という斜塔」という「リコリス・リコイル」評を寄稿してから私が固執しているモチーフ、塔。去年は巧く言語化できなかったが、もっと拡張できそうな概念なので、よく考えている。私が斜塔なり塔と連呼している影響で、友人から「これ塔ですよ」となにか紹介されることが増え、ありがたい。


こんなもんか?細々した作品評も書きたいんだけどね。最近だと「まほあこ」とか「僕ヤバ」とかは長め(と言っても数千字)の文章で書きたい。好きな昔の作品で言うと「デュラララ」「ダリフラ」「富江」あたりだけど、今さら誰も求めてないかとも思ったり。しかし、寄稿依頼はぎゃんぎゃん募集中なので、よろです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?