◆忍殺TRPG◆【フォー・ニンジャ・イン・フォー・デイ・レジャー】#2◆ソロ・リプレイ◆
楽しい余暇の一日目を無事に終えた四人のニンジャ達。二日目は全員が各々のカラテやセイシンテキを鍛え上げるため、激しいトレーニングに臨む!
◇余暇二日目・開始◇
早朝4時半。外はまだ薄暗く、ネオサイタマの喧騒も比較的穏やかな時間帯。アジトの玄関ではラピッドビートとスライサーが身支度を整えていた。「毎日この時間にジョギングしてるのかい」「中国地方にいた頃はもう少し早く起きていた」「うへぇ…」スライサーは日課の早朝ジョギング。そしてラピッドビートはこれから日が沈むまでの間、走り続けるつもりなのだ。
「準備運動は下に降りてからにするか」「途中までは一緒に走らせてもらおう。サイバネを入れたニンジャがどう身体を動かすのか、少し興味がある」「参考になるかわからんぜ…?」普段通りのジュー・ウェア姿であるスライサーに比べ、ラピッドビートは新品のサウナスーツに身を包んでいた。
「そんじゃ…」「うむ」ラピッドビートとスライサーは共に外に出た。「「イッテキマス」」後の二人はまだ眠っているため返事は無いが、生真面目な彼らが出掛けのアイサツを欠かすことはない。新たな一日が始まる。
◆◆◆
◇余暇ニ日目・グリムファイバー◇
朝7時。朝食を終えたグリムファイバーはドージョーで木人と向かい合っていた。フード付きメンポやボディスーツニンジャ装束は脱ぎ、伝統的なジュー・ウェア姿である。水色の瞳が、無表情な木人を真っ直ぐに睨め据える。
「……」彼女のカラテはさほど大したことはない。少し前まではラピッドビートよりも強かったが、今では彼の方が鍛え上げられている。まだまだ負けるわけにはいかない。先輩として!「…イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!」
素早いジャブの連打が木人を打つ!「イヤーッ!」続けて手首のスナップを用いた裏拳!「イヤーッ!」カラテフック!「イヤーッ!」掌底!「イヤーッ!」右拳ストレート!「イヤーッ!」左拳ストレート!「イヤーッ!」
「シューッ…!イヤーッ!」体勢を整え、ムチめいてしなるミドルキック!「イヤーッ!」ローキック!「イヤーッ!」さらにハイキック!「イヤーッ!」回し蹴り!「イヤーッ!」そして…飛び回し蹴り!「イヤーッ!」
木人の頭部に強烈なキックを叩き込み、着地すると同時にグリムファイバーは膝をついた。「フーッ…フーッ…!」時間にして10分にも満たないが、尋常ならざる集中力と共に間断無くカラテを振るえば消耗される体力も凄まじい。青い髪は乱れ、白い肌を夥しい量の汗が流れる。彼女は近くに置いてあったペットボトルの水を飲み、呼吸を整えると、再びカラテを構えた。
「イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!」
……これを繰り返してニ時間後。体力を使い果たし、息も絶え絶えの状態で仰向けに倒れ込んだ汗だくのグリムファイバーは、このアジトに風呂が無い事を思い出し…(セントー、この近くにあったかな…)少しだけ後悔した。
◆余暇スロット処理◆
【カラテ鍛錬】判定:1d6 = (2) = 2 失敗…しかし「偉大なるショドー」があるので判定を一度だけ振り直せる。その結果…
【カラテ鍛錬】判定:1d6 = (5) = 5 成功!
グリムファイバーはトレーニングに成功し【カラテ】値が3→4となった。
費用は万札:3のため、所持万札:8→5
◇余暇ニ日目・ラピッドビート◇
朝10時。スライサーと別れたラピッドビートはひたすらに走り続け、ネオロポンギ地区までやってきていた。凄まじいスピードではあるが、ニンジャが全力疾走すれば更に数段速く走ることも可能だ。しかし、今日の目的はニンジャ持久力をメインとした脚力の鍛錬、そしてサイバネの慣らしである。
「フッ…フッ…フッ…!」1時間ごとに小休止を入れつつ、水分を補給し、また走り出す。今日の目的地はカスミガセキ・ジグラットだ。電子戦争よりもさらに以前の時代。カスミガセキはランナーの聖地と呼ばれ、多くの人々がジョギングを楽しんでいたという。時が流れ、エンペラー不在となって久しい今も、少数ではあるが年季の入ったランナー達が足を運んでいるのだ。
(ヒキャクにも慣れてきたな…少しペースを上げるか。昼過ぎにはカスミガセキに着いて、持ってきた携帯スシ・バー食って栄養補給。ジグラットの周りをしばらく走ってから帰路につく…よし、これでいこう!)ラピッドビートは頭の中で予定を組み立てると、それまでよりも更に速く走り始めた。
ニンジャとなった者は基礎的な能力として、常人の3倍近い脚力を得ると言われている。それは単純な計算ならば、100mを4秒で走ることができるということになる。彼らが垂直跳びをすれば3mもの高さを跳び上がる。カラテを込めれば瞬間的には更に数倍の力が出せるだろう。そして…一部の鍛え抜かれたニンジャ達は、それを長時間維持することができるのである。
(元シックスゲイツの斥候ニンジャ、バンディット=サン…彼はトップスピード近くを維持したまま、十数時間だって走り続けられるらしいじゃねえか。スゲエ…基礎的な能力だって、鍛えに鍛えれば立派な武器になるってことだぜ…!)ラピッドビートは昂揚し、更に速度を上げようとした…が。
「…ッとと、いけねェ」ふっと我に帰り、少しペースを落とした。(焦りは禁物だ。何よりこんな街中でニンジャの脚力全開にして走れねえからな…)走りながら深く呼吸し、昂ぶった心を落ち着ける。まずは一歩ずつ。目の前の課題をこなしていくことが重要だ。生来の慎重さも忘れてはならない。
◆余暇スロット処理◆
【スキル修練】判定:1d6 = (2) = 2 失敗!
だが失敗は成功のメンターだ。次回の『常人の三倍の脚力』獲得トレーニングにおいて、ラピッドビートは出目+1の補正を獲得する。ガンバロ!
費用は万札:5のため、所持万札:33→28
◇余暇ニ日目・スライサー◇
朝11時。ラピッドビートと別れたスライサーは日課のカラテ鍛錬を終え、アジトに帰宅して朝食を取ったのち、電算室にて2時間もザゼンを組んでいた。このために購入した香炉からは神秘的なインセンスが立ち昇っている。
(……グリムファイバー=サンが言うには、このまま何かが見えてくるまで動かずザゼンを行っていればよいらしいが…)カラテ一筋に生きてきたスライサーにとって、主にハッカー達が行うザゼン・トレーニングは未知の体験であり、いまひとつ理解の及ばぬ境地であった。(…雑念をはらわねば)
姿勢を正し、瞑目し、深く息を吸い、そして吐く。これを繰り返す。やがてスライサーのニューロンに香炉の神秘的インセンスが染み渡り、何らかのビジョンが浮かび上がり始めた。(これは……?ドージョー…か?)
◆
そこは古めかしく広大なドージョーであり、数多くのレッサーニンジャが厳しい鍛錬を行っていた。幾人かのグレーターニンジャの指導の下、カタナを振るうもの。ヤリを振るうもの。メイスを振るうもの。ボーを振るうもの。そして彼らよりも更に多くのニュービーニンジャ達は武器を持つことが許されず、木人に対してただひたすらにチョップを打ち込み続けている。
スライサーもまた、その中の一人と重なりチョップを繰り返していた。手の皮が裂け、肉が剥き出しになろうと意に介さず、血塗れのチョップ腕を振るい続ける。幾千回、幾万回のチョップを。その視線の先にある物は、ドージョーの最奥、壁に掛けられた巨大カケジク。「刃」「鉄」の二文字だった。
◆
「………ハッ!」スライサーはびくりと身体を震わせ、目を覚ました。周囲はすでにドージョーではなく、狭い電算室に戻っている。「……」ザゼンを解き、先ほどまでチョップを振るっていた右腕を見る。流血してはいない。
「…ザゼン・トレーニングとは、こういうものなのだろうか」垣間見た光景はスライサーの理解が及ぶものではなかったが、そのニューロンは不思議と澄み渡っていた。「なんにせよ、効果はあったようだな…!」
◆余暇スロット処理◆
【ザゼン鍛錬】判定::1d6 = (6) = 6 成功!
スライサーはトレーニングに成功し【ニューロン】値が3→4となった。
費用は万札:3のため、所持万札:7→4
◇余暇ニ日目・ユコバック◇
昼13時。ユコバックはドージョーでグリムファイバーと組手を行っていた。チームの中で最もカラテの弱いユコバックにとっても、そして今朝の鍛錬の成果を試したいグリムファイバーにとっても貴重な実践訓練である。
「ヨロシクオネガイシマス」「ヨロシクオネガイシマス」二者はオジギし、カラテを構えて向かい合う。「…イヤーッ!」先んじて仕掛けたのはユコバック!素早く踏み込み、鋭い右ストレートを打ち込みに行く!
【カラテ】判定:2d6>=4 = (4,3 :成功数:1) = 1 成功!
【回避】判定:5d6>=4 = (1,2,6,1,3 :成功数:1) = 1 成功!
「イヤーッ!」グリムファイバーはユコバックの拳をいなす!そのまましなやかな身のこなしで彼の側面に回り…「イヤーッ!」「!」頭部を狙ったハイキック!明らかに先日までの彼女を上回る蹴り技の冴えである!
【カラテ】判定:4d6>=4 = (6,1,5,3 :成功数:2) = 2 成功!
【回避】判定:5d6>=4 = (1,2,1,4,6 :成功数:2) = 2 成功!
「イヤーッ!」ユコバックは咄嗟に両腕をクロスし、頭をガードする!「グッ…!」ミシミシと腕の骨が軋む感触。だが折れてはいない。カラテを込め、弾き返す!「イヤーッ!」「イヤーッ!」グリムファイバーは連続バク転で距離を取り、構え直す。ユコバックもジュー・ジツの構えを取った。
◆
一時間後。ザゼン・トレーニングと片付けを終えたスライサーが一礼してドージョーにエントリーした。グリムファイバーとユコバックの組手もちょうど終わったようだった。「やりますねユコバック=サン…アリガトゴザイマシタ!」「いやいや、結局一撃も当てられなかった。やはり先輩はお強いです。アリガトゴザイマシタ」「もう、からかわないでくださいよ」
二者はドージョーの中央で向かい合い、奥ゆかしくオジギする。「やはりグリムファイバー=サンが勝ったか」「スライサー=サン!ずっと見てたんですか?」「いや。だがカラテ・シャウトが聞こえていた」「それだけでわかるのかね」「…伊達に二十年間をカラテ一筋に費やしてはいない」
スライサーの見立てでは今現在のグリムファイバーとユコバックのカラテ力量は実際倍近い差があるという。「筋力だけでなく、こうした体運びや技量…カラテは奥が深い」「なるほど…」グリムファイバーと共にスライサーの指導に耳を傾けながら、ユコバックはメンポの下で思わず笑みをこぼす。
この歳になっても、知らぬこと学ぶことは数え切れぬほどに沢山ある。ニンジャとなって得た第二の人生、ますます楽しみが増えてきたというものだ。そう考えながら、ユコバックはスライサーのカラテ演舞を眺めていた。
◆余暇スロット処理◆
【カラテ鍛錬】判定:1d6 = (1) = 1 失敗…しかし「偉大なるショドー」があるので判定を一度だけ振り直せる。その結果…
【カラテ鍛錬】判定:1d6 = (5) = 5 成功!
ユコバックはトレーニングに成功し【カラテ】値が2→3となった。
費用は万札:3のため、所持万札:4→1
◇余暇ニ日目・終了◇
夕方18時。ヘトヘトになって帰宅したラピッドビートを三人が出迎えた。「タダイマ…どうしたんだ皆揃って」「オカエリナサイ。早速ですけど準備してくださいね」グリムファイバーが小脇に抱えていたのは簡素な作りの手提げカバン…俗に言うセントー・バッグであった。他の二人も同様である。
「知っての通りこのアジトには風呂がないからね。セントーに行くことにしたのだが、ついでに夕食も外で済ませようじゃないかと。グリムファイバー=サンが」「今日は四人ともトレーニングを頑張りましたし、美味しいスシでも食べて心身の栄養を充実させましょう!」ニンジャはスシが大好きだ。
「なるほどセントーにスシか…ヘヘッ、そいつは悪くない。ちょいと待っててくれ、すぐに準備してくる」ラピッドビートはニカッと笑い、身支度を整えるため奥の部屋へと入っていった。素足だが、足音は完全に消えている。
無言でその様子を観察していたスライサーが口を開いた。「…鍛錬の成果はあったようだ。あのサイバネ脚での歩法をモノにしている」「そういえば、昨日はカチャカチャと音が鳴っていたな」「でも、本人は満足行ってないみたいですよ」「ム…」「ほう、わかるのかねグリムファイバー=サン?」
「伊達に何年も先輩やってませんよ」グリムファイバーは少し得意げにふふんと笑いながら答えた。「彼、ああ見えて結構拘るタイプですからね。満足するまでまだまだトレーニングを続けると思います」「ウム…ラピッドビート=サンは骨のある男だ。おれにもそれはよくわかる」と、スライサー。
「朝一緒に走ってみて実感した。彼は求道者にとって最も重要な…己の定めた目標に向かって進み続ける意志を秘めている」おれもうかうかしてはおれんな、と付け加え、スライサーは拳を握り締めた。彼の目標もまた大きい。カラテを鍛え上げ、いつかあのソニックブームを越えようというのだ。
「切磋琢磨というやつか…よいものだな」「私だって負けてられませんからね!」そうしている間に、身支度を終えたラピッドビートが戻ってきた。「なんの話してたんだ?」「今後の展望というやつです。さぁ行きましょう!」四人のニンジャは、和やかなアトモスフィアでアジトを後にした。
◆
夜20時。「ヨタモノ?」「うむ」セントーで疲れを癒し、帰りがけに買ってきた高級オーガニック・パックドスシに舌鼓を打ちながら四人はアジトで話し合っていた。「今日ヘルカーネージのジンゴロ=サンに聞いてきたのだがね。ブラッドカタナが滅び、ツチノコ・ストリートのパワーバランスも変わりつつあるのだが…」ユコバックはアナゴ・スシを咀嚼し、更に続けた。
「そのゴタゴタに紛れて、ストリートギャングやらが好き放題暴れているのだと…うむ、美味いアナゴだ」「美味しいですよねぇオーガニック・アナゴ。ところで、なんでわざわざそんな話をしてきたんですかねオヤブン=サンは」グリムファイバーもまた好物のアナゴに手を伸ばしながら、問うた。
「ヘルカーネージはストリートの掌握に奔走している。ブラッドカタナに与えられた被害も大きかろうし、連中を排除するのに手が回らないのだろうな」「要するに…だ」サーモン・スシを食べ終え、タコ・スシにショーユを垂らしつつラピッドビートが答える。「始末させたいんだろ、俺達に」
「だろうな。私もそう思う」「ヤクザがそう何度も表立ってオネガイシマスってわけにゃいかねぇからな…暗にやってくれってこったろうさ」そう言いながらタコ・スシを頬張る。「うめェ」「…なるほど。そういうことならばおれが行こう」イクラ・スシを喰らいながら、スライサーが宣言する。
「フム、では私も行くとしよう」チャを啜りながらユコバックも小さく挙手をした。「ツチノコ・ストリートの支配者はヘルカーネージ・ヤクザクラン。すなわちそれを傘下に収めるソウカイヤだ。ソニックブーム=サンも言っていただろう?」ユノミを傾け、チャを飲み干し、更に言い放った。
「ソウカイヤの怖さをツチノコのカス共に教え込んでやれ…とね」その瞳に赤い輝きが宿る。それは、無慈悲なるニンジャの眼であった。「おれと、ユコバック=サン。二人で事足りるだろう」スライサーも鋭い眼差しで拳を鳴らす。「…オーケー、そっちはお二人さんに任せるぜ。気をつけてな」
「ラピッドビート=サンはどうするんですか?また走り込み?」美しいピンク色に輝くトロ・スシを抜け目なく皿に取りつつ、グリムファイバーが問う。「いや、明日はカラテ・トレーニングに励みますよ」ラピッドビートはトロ・サーモンを味わい、例の予定表ボードを取り出した。「先輩は?」
「私は射撃訓練にでも行ってきます」その言葉を聞いて、タマゴ・スシを口に運ぼうとしていたスライサーがぴくりと反応した。「…グリムファイバー=サン、市中での発砲は」「しませんってば!ちょっと手間ですけど、トコロザワ・ピラーまで行ってきますよ」「んじゃ明日の予定も決まりだな」
「ゴチソウサマデシタ。明日は張り切ってヘルカーネージに恩を売るとしよう」「まぁ小遣い稼ぎくらいにはなるだろうさ。ゴチソウサマっと」「美味いスシだった…」「また食べたいですね…今度はスシ・シェフの握りたてを、お店で」「そのためにも更にカネを稼がねばな」豪勢な食事を終えた四人は明日の支度を整え、しばし語り合い…穏やかに二日目の余暇を終えた。
【フォー・ニンジャ・イン・フォー・デイ・レジャー】#2 終わり。
【フォー・ニンジャ・イン・フォー・デイ・レジャー】#3 に続く。
◆#2終了時点での各ステータス◆
◆グリムファイバー (種別:ニンジャ) PL:どくどくウール
カラテ 4 体力 5
ニューロン 5 精神力 4
ワザマエ 4 脚力 2
ジツ 0 万札 5
DKK 0 名声 0
回避 5
◇装備や特記事項
◆ジツ:なし
◆タクティカルニンジャスーツ:強化ケブラー繊維の最新ニンジャ装束、【体力】+1
◆LAN直結型ハンドガン:遠隔武器、連射2、時間差、ダメージ1
◆オーガニックスシ:【体力】を3回復(使い捨て)
◆生体LAN端子:【ニューロン】判定時にダイス+1個、ハッキング時にさらに+2個
生体LAN端子をインプラントしたハッカーニンジャ。群青色のボディスーツタイプニンジャ装束を
身にまとい、フード付きメンポで頭部をすっぽりと覆い隠している。カラテのワザマエは並だが
生体LANのおかげもあってハッキングはそこそこ得意。女性。そのバストは平均的である。
◆ラピッドビート (種別:ニンジャ) PL:どくどくウール
カラテ 4 体力 4
ニューロン 4 精神力 4
ワザマエ 6 脚力 4
ジツ 0 万札 28
DKK 0 名声 3
回避 7
◇装備や特記事項
◆ジツ:なし
◆オーガニックスシ:【体力】を3回復(使い捨て)
◆ヒキャク:【脚力】+1、回避ダイス+1個
◆『常人の三倍の脚力』スキル獲得トレーニングにおけるダイス出目+1補正
黄褐色の作業着めいたニンジャ装束と、飾り気のない自作金属メンポを身につけた長身痩躯のニンジャ。
危ない橋は渡ろうとせず常に慎重に堅実に仕事をこなす、ややハングリー精神に欠ける男であったが
とある単独緊急ミッションの際にシックスゲイツのカラテと誇りの凄まじさを知り、精神的に成長した。
◆スライサー (種別:ニンジャ) PL:どくどくウール
カラテ 6 体力 6
ニューロン 4 精神力 4
ワザマエ 5 脚力 3
ジツ 0 万札 4
DKK 0 名声 0
回避 7
◇装備や特記事項
◆「ノーカラテ・ノーニンジャ!」適用
◆伝統的ニンジャ装束:回避ダイス+1個。
中国地方の山奥でひたすら鍛錬を重ねていた男にニンジャソウルが憑依。ニンジャカラテ求道者となる。
噂を聞きつけてやってきたソニックブームとのカラテの末に敗北し、彼を越えるためソウカイヤ入りした。
クロスカタナ紋が刺繍された純白の新品ジュー・ウェアに年季の入ったボロボロのブラックベルト。
そしてブラックマーケットで購入した強靭な鋼鉄ブレーサーとレガースが彼のニンジャ装束である。
(4部に登場するヤナマンチ社所属同名ニンジャとは無関係です)
◆ユコバック (種別:ニンジャ) PL:どくどくウール
カラテ 3 体力 4
ニューロン 5 精神力 6
ワザマエ 3 脚力 2
ジツ 1 万札 1
DKK 0 名声 0
◇装備や特記事項
◆ジツ:カトン・ジツ
◆家族の写真:彼がこのアイテムを「使用」することはない
◆クロームハート:【体力】+1、【精神力】+1
萌黄色ニンジャ装束と朽葉色メンポを身につけた老ニンジャ。元はカネモチ・ディストリクトに住まう
ネオサイタマでも名の知られた資産家であったが、遺産狙いの娘夫婦によって暗殺されかけた際に
ニンジャソウルが憑依。無意識のうちにカトン・ジツで娘夫婦を焼き殺して返り討ちにした。
(2部・3部に名前だけ登場するソウカイヤ及びアマクダリ所属同名ニンジャとは無関係です)
◆アジト共有物
木人:サイズ小:カラテトレーニングに必要
香炉:サイズ小:ザゼントレーニングに必要
偉大なるショドー:サイズ極小(壁掛け):カラテトレーニングを強化する
美しい字で「風林火山」とショドーされている
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