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映画「最果てリストランテ」

映画「最果てリストランテ」
(Amazonプライムで視聴)
http://is-field.com/saihate/index.html

ストーリーより抜粋
「三途の川を渡る前、最後の晩餐をとるためのレストラン。そのレストランでは料理の注文をすることは出来ない。できるのは最後の晩餐の相手を選ぶこと。選べる人の条件は既にこの世に存在しない人物」

私だったら誰を選ぶ?選びたい?
生まれてすぐ命を奪われた弟の幸徳(ゆきのり)に会いたい。本当に会いたい。
彼の顔も泣き声も私は知らない。
だからこそ会いたい。
新生児で亡くなった(葬られた)彼は、どんな姿で私の目の前に座るだろう。
新生児のままの姿なら、抱っこして、ミルクを飲ませてあげたい。
大人の姿なら、ぎゅって強くハグしたい。お酒を酌み交わしたい。
※ 弟の幸徳ことは↓の中に書いています。
https://note.com/dokudamin083/n/nc582fa38cbd2?magazine_key=mb6ba18098e12

そしてもう一つ。
映画の中でいくつかナレーション部分がある。
その中の一つに、
「人生は笑った時間がどれだけあるかが大切だ」
と言うのがある。
これ胸の奥にズキーンと刺さった。

私、笑った出来事を思い出せない。
友達や同僚や娘たちと冗談など言い合って笑ったことはあった。
でも、そもそも楽しいとか嬉しいと言ったこと自体少なかったように思うから、心の底から笑ったことの記憶がないのだ。
歳を重ねるごとに笑うことはより少なくなっている。古希を迎えた今やほぼ笑わない。ましてや声を出して笑うことはない。
改めて自分の来し方を振り返るに、笑いに溢れた時間を送ってこなかったことを改めて自覚。

さりとて、今から心から笑えるネタを見つけるのもなぁ。
せめて、静かに穏やかに微笑むような生活を送るように努力しないとね。

もしサポートしてもろたら脳内活性化認知症予防対策に使わせていただきます。 (コンビニスイーツと珈琲代)