明治維新後の啓蒙思想家たち パート2 「東洋と西洋の架け橋になりたい!」
○植木枝盛(えもり)…「国は君主や政府では
なく民によりできた!」
=人民主権論
また、枝盛は、人民が政府に対して
抵抗権・革命権を持つと主張した
○中江兆民…自由民権運動の理論的指導者。
別名「東洋のルソー」
なぜルソー?…ルソーの『社会契約説』を
翻訳し、『民約訳解』を書いたから
兆民「民権には2種類ある!」
①恩賜(おんし)的民権…君主が上から人民に
与える民権
②恢復(かいふく)的民権…人民が下から自分で
勝ちとった民権
〜キリスト教を受容した代表人物〜
・新島襄…同志社英学校を創設して、キリスト
教に基づく教育を行なった
・植村正久…天皇神格化に反対した
・新渡戸稲造…「東洋と西洋の架け橋に
なりたい!」
『武士道』を書く
↓
「日本には武士道がある。
だから、ロシアに勝った。」
○内村鑑三…「二つのJ」に生涯を捧げた
Jesus(イエス)とJapan
→「武士道に接木されたるキリスト教」
が世界を救う
どういう意味?
A.ヨーロッパには、もはや力はなく、
アメリカは差別がひどい。欧米にはもう世界が救えない。
・無教会主義も説いた
↓
個人が聖書の言葉に直接向き合うことが大切。
教会など信仰の邪魔。
また、日露戦争なく反対するなど、
徹底的に非戦論
・不敬事件が起こる
↓
天皇の忠誠心と愛国心を発揚する教育勅語に深く礼をしなかったとして、教職を辞めさせられてしまう
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?