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【学習方法_財務会計論_計算_短答式】

ーテキストの例題を疎かにしない

  • 会計処理の「原則」「容認」を理解できていますか。

  • 会計処理のタイミング「期中」「月末」「決算整理」を理解できていますか。

  • 財務諸表の「勘定科目」「表示区分」を理解できていますか。

どんなに難しい問題でも、仕訳さえ作成出来れば、回答することが出来ます。
時間のあるうちにテキストの内容をマスターしないと、「問題集」「答練」をやるときに、穴だらけになり、非効率になります。
入門・基礎期を大学とうまく両立できず、疎かにしていた方は、今一度、入門・基礎期の例題を間違いなく解けるか確認してみましょう。
入門生が、一発合格する要因は「計算科目」にあると考えます。最初は計算科目だけの期間があり、その時にガンガンに計算力が高められていることが大きく作用しています。

ー「問題集」「答練」だけを回さない

  • 理論科目と同じで、一度解答できた問題を何度やっても、穴は埋まりません。

  • 「問題集」「答練」は、あくまで自身の現状確認と穴の数を確認するツールです。

  • 間違えた問題には付箋を貼り、優先度を上げて触れる回数を増やす。

  • 前日に間違えた問題は、翌日に必ず確認する。

「問題集」「答練」は、テキストの一部から出題されています。網羅性に欠けることは言うまでもありません。
何回も何回も解いていると、ひっかけポイントや答えを覚えてしまい、「学習」ではなく「作業」になってしまいます。完全に思考がストップしている状態です。
過年度生の方は、思い切って去年の答練は捨てましょう。同じ問題が数値を変えて出題されているだけで、時間がもったいないです。それであれば、最新の「問題」で間違えた個所を「テキスト」に戻る方が効果的だと思います。

ーとにかく、「テキスト」⇒「問題集」「答練」

  • 解いた日付をメモする。

  • 2周目、3周目以降は不正解を優先して全問正解できれば、振り出しに戻り、1周目と同様に全ての問題を解き直す。

回転数が上昇するのは、繰り返すことで自然に起こります。焦って解きまくるのは、今の能力に合わないのでやめましょう。
コツコツ計算科目をこなした結果が、如実に現れます。
計算科目は、理論科目の様に成績は直線で伸びません。
一定の知識・経験・テクニックが揃った時に、解ける問題が一気に広がるので、カーブを描いて伸びます。

今、計算科目が伸び悩んでいる方は、「しっかり基礎を身に付けて土台を作っているんだ!」という意識が重要です。
何となく繰り返しているだけでは、伸びる時期が後になってしまいます。

みなさん
頑張ってください

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