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宿題は一生出さない


夏休みが終わるんですねー。
今となっては毎日夏休みみたいな生活なので全く実感がありませんが、学生だった時は「あー面倒くさい」って思ってました。

何が面倒くさいって宿題。
私はいわゆる「夏休みの友」的なやつ?冊子になってる全部の教科の宿題?一切手をつけませんでした。なので提出もしない。
自由研究とか読書感想文とかやりたいやつだけやってました。
だけど担任の先生がそれはもうしつこい人で、1週間くらいで諦めてくれりゃいいのに、冬まで夏休みの宿題のことをネチネチ言い続けられて死ぬほどムカつきましたね。あはは。

だってあんなもんなんで出さなきゃいけないんですか?
あれをやることに一体何の意味があるんでしょう?
やりたい人だけがやればいいんじゃない?それでその人の学力になるのなら万々歳だし、必要ないって思えばやらなきゃいい。
夏休みの宿題が強制されるのってなんか…おかしくない????って思ってましたし今でも思っております。

さて大人になったら、夏休みは(サラリーマンなら)長くて1週間、宿題はないけどその代わり生きていくためにやらなきゃいけないことが宿題の100倍くらいある。
面倒っちゃ面倒、大変といえばとても大変だけど私は本当に大人になれてよかったなあと思うし、毎年、年を重ねていくことが楽しくて仕方ないです。
大人になり、移動や金銭、決定の自由を得ることは自分の人生を自分で決められることに他なりません。
自分のことは自分で決めていい。宿題を出さなくても死なない。学校に行かなくても何も問題はない。
あなたの人生はあなたのもの。宿題は今すぐ河原で燃やせ。ライターなら私が貸してあげます。

学校に行き良い成績をキープして、上位の大学に行くということはとてもすごいことです。私にはできませんでした。
そしてそこから誰もが知っている企業へ入ることもすごいことだと思う。
しかし人生はそんなものばかりではない、ということはもうSNSやインターネットの著しい発展で誰もが知るところとなりましたね。
それでもまだまだ学生さんの親世代はそれを良かれと思って子供に、少なからずそういう道を歩むように勧めるかもしれない。

しかしそれ以上に、人生において大切なことは「自分のことは自分で決める」ということです。
この世には様々な道があります。70億人には70億の道。
端から見たらめちゃくちゃでも、自分が楽しければいいのです。
自分の人生の主役になろう、という言葉をたまに聞きますけど、正確には「自分の人生の主役であることを思い出そう」です。
思い出した瞬間からスポットライトがガンガンに当たります。
今からでも遅くない。何歳でも関係ない。
もしも今学校に行きたくなかったら、それでいて後で行きたくなったら、行けばいいんです。一回働いて、行きたくなったら行けばいいんです。
世の中には社会人になってから大学に行く人もいます。通信制の大学だって学位はもらえます。

人生は自由度が高すぎるゲームなのに、まるでそこにルールがあるように感じてしまったら、思い出してください。宿題は一生出さなくても問題ありません。登校しなくても誰も死にません。
何よりもあなたが生き延びてそれを証明してくれたら、私は嬉しい。
おわり。

投げ銭してくれたらあなたにも私にもいいことがあるでしょう。たぶん。