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北海道新幹線有識者会議 大手ゼネコン交え対策チームで工期短縮へ、札幌開業延期受け

国土交通省は5月10日、北海道新幹線新函館北斗―札幌間の整備に関する有識者会議を開き、2030年度末の札幌延伸が困難になったことを受けて、工期短縮策や全体工程の見直しなどを議論した。トンネル掘削パターンの把握など対策の必要性を確認。大手ゼネコンを交えた地質対策のワーキングチームを立ち上げ、早期開業に向けた体制を整えるとした。

有識者会議は、政策研究大学院大学の森地茂名誉教授を座長に北大や旭川市立大、JR東日本コンサルタンツなど計5人の委員で構成。6回目のこの日は村田茂樹鉄道局長やJR北海道の今井政人副社長、鉄道・運輸機構(JRTT)の藤田耕三理事長が出席した。

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