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2024年公示地価 北海道は4.6%アップ 8年連続上昇も伸び鈍化

国土交通省は2024年1月1日時点の公示地価を発表した。北海道内の全用途平均変動率は4.6%。8年連続で上昇したものの、前年から2.2ポイント伸び幅が縮んだ。北海道内は99市町村、1367地点を対象に実施した。

商業地は5.1%、工業地は5.3%それぞれ上昇し、前年の伸びを上回った。新型コロナウイルス感染症の5類移行や半導体メーカーのラピダス(東京)進出に伴う引き合いの活発化がある。

住宅地は平均で4.4%プラスになったものの伸びは鈍化した。建築費の高騰が作用しているとみられる。上昇率トップは富良野市北の峰町(画像)で、ニセコ地区に続くリゾート開発需要が顕在化。全国1位となる27.9%の伸びを記録した。

※2024年3月27日0:30 2019ー2024年の標準地公示価格一覧を追加


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