見出し画像

【ドコデミライズ】番外編⑧/北海道新幹線新小樽駅 駅舎デザイン素案 

○設 計 JR東日本建築設計

○施 主 JRTT(鉄道建設・運輸施設整備支援機構)

○建設地 小樽市天神2丁目

○概 要 新小樽駅は石積風の低層と大きなガラス外壁から見える屋根を支える構造材が印象的なA案、港町にちなみ帆船の帆をイメージしつつ街のイメージを投影したれんが調低層のB案、いくつものガラス窓で奥沢の水すだれ(階段式溢流路)を表現したC案の3つ。小樽市は「浪漫が香る 温もりと心地よさを感じさせる駅~まちの記憶を未来へ」をコンセプトに環境調和や小樽の歴史に配慮を求めていた。

新小樽駅 A案

石積み風の低層部とガラスごしに屋根を支える構造材が印象的なA案

新小樽駅 B案

れんが調の低層に帆をイメージした曲線を描く外壁を組み合わせたB案

新小樽駅 C案

奥沢の水すだれをイメージしガラス窓をランダム配置したC案

◇  ◇  ◇  ◇  ◇

JRTTは地元自治体のまちづくりと連携した駅舎整備を進める方針です。このほど、自治体の駅周辺コンセプトを基に描いた駅舎デザイン案を示しました。

自治体はデザイン案の絞り込みを進め、2024年の6月までに1つを推薦案として選びます。JRTTは推薦案を参考に、2024年度末をめどに実施設計をまとめる予定です。

関連記事:


【ドコデミライズ】は北海道建設新聞の記事に掲載された建築イメージパースを紹介するコーナーです。

© 2023 Hokkaido Kensetsu Shimbun,Inc.


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?