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USCPAとACCAのどちらに挑戦すべきか?という相談をよくいただく件

USCPAとACCAのどちらに挑戦すべき?

この相談が実は多いです。

また最近増えてきましたが、なぜでしょう。。


USCPAとACCAで迷っている人の多くは、USCPAは米国会計基準(USGAAP)を学ぶが、ACCAは国際財務報告基準(IFRS)を学ぶ。

今の時代はIFRSだよねってこと。



たしかに、私自身も米国企業の経理やグローバル企業の連結以外では、会計実務は日本基準(JGAAP)かIFRSだったので言いたいことはよくわかる。

だけど、USCPAはUSGAAPを学ぶというより、会計・監査・税務の知識を英語で広く浅く身につけるといった類のもの。



USGAAPが学びたいという理由でUSCPAに挑戦している人はいない(いたらすみません)。

USCPAという資格を活かして転職したかったり、USCPAの勉強で身につけた会計や監査の知識を活かしたいだけ。


IFRSを学びたいなら、ACCAでなくてもIFRS検定を受験すればいいですよね。

IFRS検定の方が、IFRSの勉強だけできる。

USCPA合格後に、IFRS検定の勉強を始める人も多いですよ(私もそうだし)。


ACCAは日本では知名度が低いので、転職で活かしたいならUSCPAの方がいい。

IFRS採用国で働きたいとしても、結局はLocal CPAが一般的なので、ACCAが優遇されるかというとそんなこともない。


ACCA派閥の人(?)には、ACCAは時間をかけて勉強できるが、USCPAは18ヶ月で合格しないといけないから大変と反論される。

USCPAも今は30ヶ月(36ヶ月)になってますよ。


ACCAは簡単な科目から難しい科目に、段階的に難易度が上がるようになっているが、USCPAはそうなっていないとも言われる。

だけど、USCPAは段階をつけるほど難しくないので、どう段階をつければいいのか。



USCPAであれば、ACCAの簡単な科目は免除になる。

どうしてもACCAに挑戦したいなら、USCPAに合格後でもいいのではないか。


USCPAとACCA比較。どちらがいいか?については、詳しくはこちらを見てくださいね。


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