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働きながらUSCPAの勉強はキツイ!仕事を辞め勉強に専念していい?


「USCPAになかなか合格できない!仕事は辞めて勉強に専念した方がいい?働きながら勉強した方がいい?」という相談をいただくことが多いです。

USCPAの勉強と仕事の両立は確かに大変。

平日に勉強時間を確保するのはなかなかハード。

どんなに勉強時間が確保するのが大変でも、仕事を辞めるかどうかは慎重に考えた方がいいです。

どこ自身の考えとしては、仕事は辞めず勉強と両立した方がいいということになります。




USCPA合格のために仕事は辞めない方がいい



USCPAの勉強のために仕事を辞めない方がいい理由としては、大きくは以下の3つ。

  1. USCPAは働きながら合格できる資格

  2. キャリアは断絶しない方がいい

  3. 固定収入があると精神的に安定する


理由1:USCPAは働きながら合格できる資格


USCPAは働きながら合格できる資格です。

なかなか合格できない人にこういうのはどうかとは思います。



ですが、実際、USCPA試験は1科目ずつ合格を積み上げていける点が大きなメリットであり特徴です。

コツコツ1科目ずつ勉強していけば必ず全科目合格できます!


特に今は、科目合格実績は30ヶ月から36ヶ月になっています。

最初の科目に合格してから、残り3科目の合格の猶予は3年近くあるんですよ!

1年1科目と考えると、それほど大変ではないですよね?


どこ自身は1科目3ヶ月くらいの勉強で合格していますし、多くの受験生もそんなものだと思います。

ただし、FARは3ヶ月以上はかかります。

なので、FARを最初の科目にしている受験生が多いですよね。

いつまでに絶対合格しなくてはならない!と短期の合格期限があるならば別ですが。

勉強時間が確保できないので仕事を辞めたいという理由でしたら、再考の余地があります。



理由2:キャリアは断絶しない方がいい


キャリアは断絶しない方がいいと思いますよ。

たとえUSCPAに合格したとしても、仕事を辞めてキャリアに空白期間を作った場合、逆に不利になることがあります。


USCPAに限りませんが、資格というのはキャリアを補強するもの。

特に、USCPAは日本の公認会計士のように「これだけ持っていれば食いっぱぐれない」といった類の資格ではありません。

資格よりは経験の方が評価されます。


USCPAは前述のように「働きながら合格できる資格」との認識を持っている人が多いです。

仕事を辞めないと勉強できなかったとなると「仕事でもタイムマネジメントができるのか?」と疑問を持たれてしまう可能性があります。



理由3:固定収入があると精神的に安定する


実は、これが一番大事かもしれません。

USCPAの受験料は高いです!

今のレートだと1科目受験するのに13万円はかかります。

無職・無収入でこの額を払い続けるのは、精神的にきますよね。

受験料だけではなく、日々の生活での支払いもあります。

どんなに貯金をしておいても、貯金を食いつぶしていくのは精神的に良くないです。


実は、USCPAから撤退してしまう人の中で、金銭的な理由を挙げる人が多いです。

不合格だったらまた13万円を払うと思うと、なかなか受験に踏み出せなくなり、どんどん先延ばし。

先延ばししていくうちに、受験をする気がなくなってしまったり、受験をする環境ではなくなってしまったり。


働いていて固定収入があれば、安心して勉強ができます。

高い受験料にひるむことなく、自分の準備ができ次第受験できます。



勉強時間が理由で辞めたいなら発想を変える!


社会人がUSCPAの勉強をするのは大変です。

これは完全同意。

どこ自身、睡眠不足になりながら、1年だけと思いつつUSCPAの勉強をしたのでよくわかります。


ですが、働きながら勉強をするという場合、勉強時間は少なくなるというデメリットがありつつも、メリットもあったと思っています。

ちょうど「働きながら勉強できない!会社辞めたい!」という相談があったのでポストもしました。


勉強時間が理由で辞めたいというならば、勉強時間を確保するために、仕事の効率化を考えた方がいいです。

とはいえ、今の会社が仕事の効率化で対応できないほどのブラック企業であると思うなら、辞めてもいいと思います。

ただし、辞めて勉強に専念するのではなく、違う会社に転職すること。


転職するというのであれば、USCPA合格後を見越して、USCPAを高く評価してくれる職場をみつけてもらいたいです。

「USCPAはもうやめた!」となったり、逃げるように今の会社を辞めてしまうという事態にならないように。

今まだ余裕がある段階で「転職の軸」について考えておくといいと思います。


「転職の軸」についてはこちらに書いてあるので参考にしてください。


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