Surface HubでTeamsを使う方法

本日職場に Microsoftの Surface Hubが導入され設定を色々した。

Surface HubのメリットはMicrosoftアカウントを通じ各種MSの提供するアプリケーションとクラウド上で連携できること。特に古くはSkype for Biz、最近はTeamsを通じてのビデオチャット(Web会議)に強みがある。

今回はTeamsの導入に一手間必要であることがわかったのでここで共有しておこうと思う。

まずそもそもSurface HubにTeamsがインストールされているかどうか、これはどうも初期状態でインストールされているらしい。

らしい、というのは完全な初期セットアップは別の人が行ったため自分は知らないためだ。

入っている前提として説明を進めよう。

Surface Hubでビデオチャットを行うには、初期メニューから会議を行うを選択すれば良いのだが、初期状態では会議ツール(ビデオチャットソフト)にSkype for Bizが優先選択されており、Teamsは選択出来なくなっている。全てのアプリにもTeamsは表示されない。

この状態でTeamsを起動するには、「Winボタン→全てのアプリ→設定→ Surface Hubデバイスアカウント→管理→アプリ&機能タブ→ストアを開く」と進み、Microsoft storeを起動、検索バーで「Teams 」を検索し、開くボタンを押すことでようやく起動できる。要はOSメニューに起動用のショートカットが無いためMSストアから強制的にTeamsを起動しているという構図だ。

こんな死ぬほどめんどくさい手順を起動するごとにやるのは嫌なので、設定を変えることで初期起動のビデオチャットツールをSkypeからTeamsに変える必要がある。

方法はMSの公式サイトの以下ページに記載されているが、とてもわかりづらい。

要約すると以下の手順を踏めば設定変更が可能となることがわかった。

1.以下のOnedriveフォルダーから設定用ファイルをダウンロードし、USBメモリーなどに保存する。

ちなみにファイルは3つあり、それぞれに0〜2の番号がふってある。公式サイトによると以下のような違いになるそうだ。

0のファイル:ビデオチャットソフトにSkype for Bizを使用、別途Teamsも使用可能

1のファイル:Teamsを使用、別途Skype for Bizも利用可能

2のファイル:Teamsを使用、Skypeは使用不可

とりあえずTeamsをデフォルトで使いたい場合は1のファイルでOK。

2.ファイルを入れたUSBメモリー等を Surface Hubへ接続、この時Surface HubにはUSB TypeCコネクタしかないため変換コネクタ等利用して接続。接続するとUSBメモリを自動認識し、USBメモリ内のファイルを読み出せるようになる。USBコネクタは画面左側面もしくは下部にあることは確認した。多分どこでもOK。

3.Surface Hubのデバイスアカウントの管理→デバイス管理→プロビジョニングパッケージの追加または削除をクリック→パッケージの追加をクリック→ドロップダウンメニューからリムバーブルメディアを選択、先ほどダウンロードしたファイルを選択、この時何も画面は変わらないが、一つ前のメニュー(プロビジョニングパッケージの追加または削除)に戻ると先ほど選んだプロビジョニングファイルがインストールされ表示されているはず。表示されていればOK。

4. Surface Hubを再起動。するとスタート画面のビデオチャットソフトがTeamsに変わっているはず。

上記1〜4の方法意外にIntuneなどのMDMで構成する、という方法があるようですが小生の知識ではよくわからなかったため割愛。

やってみればなんて事のない設定ですが、だいの大人が3人がかりで調べてやっと設定できました。ほんとMSの製品はUIとサポートが酷い。。。。

また、つど設定画面を開くたびに機器のマスターID&パスワードを聞いてくる親切設計。。本製品は複数の人で共同利用を前提とした設計になっているから変に設定を弄れないようにそうしている気持ちは分かるがそうじゃ無い占有環境は無視ですか?そうですか。

以上がSurface HubでTeamsを標準ビデオチャットツールとして利用する方法です。

それでは充実したSurface Hueライフを!


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