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【遊戯王】そのドロー、致死量につき。 「Fatal Draw, Lethal Dose」【デッキ紹介】
あ^っつい.…あ^つくて干からびそう^〜〜〜〜〜
とか書いてたのに執筆途中でサボってたらもう夏終わりそう、ド近眼宮殿です。
今回はドローギミックを中心とした失楽園グッドスタッフデッキ「Fatal Draw, Lethal Dose」の紹介記事です。
1.デッキレシピ
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2.コンセプト
失楽園、復烙印、神碑の泉などのドローギミックを中心としてドローを繰り返し、単体性能の高いカードを引き込んで戦います。
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ドローギミックによって引き込むカードとしてビーステッドや召喚師アレイスターを採用しており、それぞれ高い単体性能に加えて他のギミックに繋がるシナジーを持ちます。
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3.幻魔
幻魔はこのデッキの中心となるギミックです。
安定したドローソース、デュエルの長期化、ヘイト稼ぎなど多くの役割を持ちます。
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失楽園は三幻魔に強固な耐性を与えると同時に毎ターン2枚ドローする効果を持つカードです。
幻魔は豊富なサポートカードにより関連カード2枚から幻魔+失楽園(+七精の解門)の盤面を作る事が可能です。
ドローによって後続にも繋がりやすく、ある程度盤面を崩されても立て直しが容易です。
また、覚醒の三幻魔は幻魔が存在する限りライフを無尽蔵に回復する事が可能であり、デュエルを長期化させることでドローによるリソース差を更に広げる事に繋がります。
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覚醒の三幻魔が処理されずにデュエルが進み、ライフ差が広がればNo.35ラベノス・タランチュラによるワンショットキルを狙います。
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4.神碑(ルーン)
ルーンは汎用的な効果を持つ即効魔法でありながら、神碑の泉による大量ドローを狙う事もできるカード群です。ついでにちょこっと相手のデッキを削ります。
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神碑速攻魔法はそれぞれ
・輝く炎の神碑→ssされたモンスターを破壊
・凍てつく呪いの神碑→モンスターの効果を無効
・破壊の神碑→魔法罠を破壊
という様な効果を持ち、これらを神碑の穂先によってサーチ可能であるため非常に高い単体性能を持つと言えます。
そのため、最序盤は妨害に弱い幻魔ギミックに代わり相手の妨害や除去を担当し、中盤に泉による大量ドローで一気にリソース差をつける、というような運用が可能です。
また、共通効果として上記効果の代わりに神碑融合モンスターをエクストラから特殊召喚する効果があります。
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融合モンスターを容易に出力可能な為、後述する召喚獣やS:Pリトルナイトの素材を供給する事ができます。
また、神碑の鬣スレイプニルは復烙印と強力なシナジーがあり、一時除外した相手の光闇モンスターを完全に除去しながらドローに変換可能です。
リトルナイトも同様。
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以上の特性から、
(1)神碑の翼フギンを特殊召喚し、神碑の泉を確保しながら融合モンスターを素材としてS:Pリトルナイトをリンク召喚。
(2)リトルナイト+復烙印によってドローを稼ぎながら引きこんだ神碑魔法によって泉を起動し一気にアド差を広げる。
というような動きが可能です。
5.召喚獣
召喚獣はドローによって稼いだアドバンテージの出力先として採用しています。
召喚獣メルカバーは手札を消費する代わりに強力な制圧効果を持ちます。
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単純にドローしたカードをコストとして活用できる他、七精の解門や黄金卿エルドリッチによって手札コストを継続的に確保する事も可能です。
召喚獣アウゴエイデスは前述した神碑融合モンスターを素材として召喚する事ができるため、余った神碑魔法や序盤に使用した神碑モンスターを効率よく活用できます。
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6.ナンバーズ・エヴァイユ
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ナンバーズ・エヴァイユは1枚で4枚素材の大型ナンバーズを召喚するカードです。
当デッキではNo.77 ザ・セブン・シンズを召喚します。
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この方法で召喚したセブンシンズはそのターンから全体除外効果を使用可能な他、除外効果を使用しながら破壊耐性を複数回適用できます。
攻撃力も高く、除去効果で盤面をこじ開けたのちに降雷皇ハモンと殴れば丁度8000打点です。
エヴァイユの制約によりセブンシンズが存在する限り特殊召喚が行えませんが、セブンシンズ単体で除去効果を使用しながら攻撃を繰り返すだけで十二分に強力です。
7.ピュアリィ
ピュアリィはピュアリィ・プリティメモリーによってピュアリィ・ノアールを特殊召喚すると,除去効果と妨害効果を兼ね備えたエピュアリィ・ビューティを召喚できます。
ここで、プリティメモリーの除去効果のコストとして場の永続魔法を墓地へ送れば七精の解門によって回収することが可能です。
また、ビューティはステータスが低く戦闘に弱いという弱点がありますが、ハモンの攻撃誘導によって守ることができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1694746487993-gYzXPvOIFj.jpg)
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8.サイドチェンジによるパワーの調整
さて、ここまで記事をご覧になって「パワー高ぇな」と思った事でしょう。ドローして強いカードを集めた結果カードパワーの暴力を体現したようなデッキになりました。
そこで当デッキはサイドチェンジによるパワーの調整を行います。
デッキレシピがこちら。
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召喚獣、ビーステッド、神碑の要素を取り除き、代わりに沈黙の魔術師-サイレント・マジシャンや儚無みずき、エアー・トルピードなどを採用しています。
このように、ドローを中心としたグッドスタッフというコンセプトはそのままに妨害の手数や強度を調節します。
沈黙の魔術師-サイレント・マジシャンは手札の数だけ攻撃力が上昇する永続効果を持ち、ドローと墓地回収を合わせれば5000打点を越えることも可能です。
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エアー・トルピードは水属性エクシーズの素材を取り除くことで手札の数×400ポイントのバーンを与え、さらにその数値分対象とした水属性エクシーズの打点を上昇させます。
手札が10枚あれば4000バーン4000パンプという圧倒的な火力を持ったカードです。
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対象とする水属性エクシーズは上述したエピュアリィ・ビューティです、ピュアリィ・プリティメモリーから召喚可能なだけでなく、暗黒の招来神2体でエクシーズすることも可能です。
また、エアー・トルピードは墓地効果もドローであり、ドローを中心としている当デッキと非常に相性の良いカードと言えます。
9.まとめ
以上、失楽園GS『Fatal Draw, Lethal Dose』の紹介でした。グッドスタッフ的な自由度を残しながら各要素のシナジーを上手く組めたのではないでしょうか。
特に神碑まわりのシナジーが気に入っています、復烙印や召喚獣に繋がったり、ドローギミックと合わせて泉の起動が狙えたり。
使うのを避けらがちなテーマですが、使ってみると意外とカジュアル的な動きができたりします。
形を変えながら長い間使っているデッキなのですが、ドローギミックを回して強力なカードを引き込み、1枚ずつ相手に叩きつけてゆく特有の楽しさがあります。
サイドチェンジによるパワーの調整ですが、これは当デッキのパワーが高くなりすぎて「カジュアルで出せる相手がいないがパワーが高い形も捨てきれない」と困っていた際に相談した友人からの提案が発端でした。
GS特有の発想として非常に面白いですよね、未練を残しながら使うよりは…と好きなデッキを崩してしまう所だったので本当に助かりました。
以前に増してデッキパワーに気を使わなくてはならない昨今、強すぎるからと気に入ってるデッキを崩してしまう前に是非一度考えてみてはいかがでしょうか。
以上、まとめでした。
10.雑談「レアリティに拘る/新作動画出ました」
当デッキはグッドスタッフデッキなため、デッキ内のカードのほとんどが単体性能の高い主役級のカードと言えます。
そうなるとやはりレアリティに拘りたくなってきます。
そういう訳(?)で当デッキのカードを 自慢して ご紹介していきます。
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召喚獣メルカバー、イラスト違いの20thです。
出した時に盛り下がりがちな当カードですが、レアリティを上げる事で少し対戦相手のテンションが戻ります。
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神碑の鬣スレイプニルの25th、情報出た当初からめちゃくちゃ好きなカードだったので即決しました。初めて買った25thがコイツです。
神碑で最上級が出てくる意外性、一時除外というオシャレな効果、何よりイラストが非常に好みです。
でも出た当時は「足多すぎてキモい」としか言われてませんでした、悲しい。俺だけがこの子の良さを分かってるんだよな……
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ハーピィの羽箒のように歴史あるカードはやはり古い物を使いたくなりますよね。
効果の書き方が乱暴であると尚良い。
「城下町の掟を知っているか?」って言いながら打つと楽しい。
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ナンバーズ・エヴァイユの米版、海外版はやはり1st Editionと書かれているがプレミア感あって良い。
効果も独特かつ強力で大変好みです。当デッキの切り札として挙げられるほど。
出てくるのがセブンシンズっていうのも意外性があって気に入ってます。
ところで今調べたんですがeveilはフランス語らしいです。英語じゃないんかい。
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海外版の醍醐味といえばやはりレアリティ昇格ですよね。
時を裂く魔瞳のようにレア以下とは思えないような強力な一枚も光らせる事ができます。
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深淵の獣バルドレイクはなんとウルトラに昇格、まぁ明らかにレアの性能じゃないよな君。
一部カードは海外で光ると色味が濃くなってカッコよくなる傾向がある気がします。バルドレイクも全体的に黒くなって水色が映えてます。
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カードによっては諸々の事情でイラストが違うものもあり、儚名みずきは修道女のフードが無くなっています。
そして代わりにカチューシャを付けてますね、かわいい。
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海外版ストレージを漁っていた際に発見し、即決で買ってデッキに入れました。
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一方こちらは韓国版、召喚魔術のプリシクです。
ハングルが魔術言語っぽくて雰囲気出てますよね。
当デッキで召喚獣を使い始めた頃に実店舗で運命的な出会いをしました。即決。
以上です。他にもサンボルや死者蘇生の初版だとか、セブンシンズの米版、ハモンのレリーフ、暗黒の招来神の米版SRなど、欲しいカードがまだまだ盛り沢山です。ストレージ巡りに精が出ますね。
いつかレアリティバキバキデッキに仕上げたい。
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さて、続いて新作動画について。
レアリティの話が長くなってしまったので手短に。
前作の投稿より幾星霜、長らく出ていなかった新作動画が出ました。
今週末8/26(土)、クッソ久々に新作動画上がります!
— ド近眼宮殿 (@dokingan9den) August 24, 2023
修業期間を経て編集技術バリバリ上がってるので乞うご期待 pic.twitter.com/6N4QTnC6rg
対戦カードはド近眼宮殿vsやわらぎ、ガヤにはけんじさんと豆パンさんをお迎えしております。
1戦がかなり短くなったので3戦をまとめて1本にしてみました。
前回の反省を踏まえ、編集をかなり変えてます。カードを発動するたびにカード画像を載せてみたり、SEを多めに追加してみたり、召喚演出に挑戦してみたり。
その結果、編集にめちゃくちゃ時間がかかってしまって今に至る訳なんですが、その甲斐あってかなり見やすくなってると思います。
という訳で新作動画、是非ご覧ください、コメントなどお待ちしております。
ではこの辺りで。
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