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RABBIT HUTCH 新曲 『笑って』 に泣いて

 2021年9月18日、RABBIT HUTCH の新曲『笑って』が YouTube にて公開されました。とにかく観て欲しい。頼むから。絶対損させません。絶対。

 いわゆる王道中の王道のエモ曲。その中でもトップクラスにエモい。これに勝るアイドルのエモ曲教えてください。様々なエモ曲に浸りたい気分なんです。今。

 昨日このMVが公開されてからというものの、起きてる間はほぼ再生しっぱなし。あまりにも自分の中で何かが弾け、むせび泣き、しばらくは呆然自失状態になっておりました。というのもこの数週間、ずっと精神的に辛いことが続いたからです。

 今日は台風も去って天気もよく、気分も若干落ち着いたので、昨日カッとなってツイートした『笑って』のコード表を見直してたら出るわ出るわの書き損じ......。普段コードネームって書きなれてないので許してください......ということで改めて修正したものを勝手に掲載します。これは予告なく修正する場合があります。また繰り返しパートは省略しています。​

*
EM7    F♯sus4/E F♯/E

もしもきみがいなくなって
 D♯m7  D♯7/G    G♯m   G♯/F♯
いなくなってしまったらなんて
EM7       D♯7      G♯m    F♯m7
 ときどきふあんになるんだ  だから
EM7    F♯sus4/E F♯/E
あふれるきもち ぎゅっと
D♯m7  D♯7/G G♯ Fm7♭5
 だきしめる   よ
C♯m7      B/D♯EM7 EmM7  B
 いつでもちかくで   えがお をみていたい

EM7 D♯/F♯    G♯m

      わらって
B    EM7 D♯/F♯ B D♯ D♯7
 わらって

EM7    F♯7

 つよくなりたいって
D♯m7   G♯m7 G♯m7/F♯
 おもえたのは
EM7   F♯7    B7 A♯m7♭5 D♯7
 きみのためだった        こんな
EM7    F♯/E
わたしがだれかのために
D♯m7  D♯7/G    G♯m   G♯/F♯
 できることなんて
C♯m7       F#      B F♯m7 B7
 ひとつもないはずたのに      いつでも

EM7     F♯6

あいにいくからね きみの
D♯m7      DM7
ためにわたしでも
C♯m7   D♯m7 EM7  G A Bsus4/A B/A
できることが   あるのなら
refrain *
EM7 F♯ G♯m7 D♯m7
EM7 F♯ G♯m7 B
EM7 F♯G♯m7 D♯m7
  わかれたみち   に
EM7 F♯ G♯m7 B
  まようときに   は
EM7 F♯ G♯m7 D♯m7
  きみをさがす  よ
EM7 F♯ G♯m7 B
  えがおのきみ   に
EM7 F♯ G♯m7 D♯m7
  あいにゆくみ   ち みう
EM7 F♯   G♯m7G♯/F♯
しなわないように

 中秋の名月を明後日に控え、後半に差し掛かった今年は、というか今年も、新型コロナウィルスの影響で充分に活動ができず、とにかく RABBIT HUTCH やそのファンにとっても忍耐の日々だったと想います。

 その中で 2021年9月26日に MERUCHU & RABBIT HUTCH のダブルワンマンライブの開催が告知され、それぞれのライブで新曲が披露されることが伝えられました。RABBIT HUTCH のライブと新曲のテーマは『成長』ということで「飼育係さん(ファンの呼称)にありがとうと伝えるだけじゃなく、飼育係さんたちに何かできるように成長したい」という思いがあるとのことでした。

 この声明に心動かされつつも私は一抹の寂しさを感じ、これまでとは違う路線だろう、カワイイを捨て、自立した大人っぽい方向性に舵を切っていくのだろう、これまでのファンの趣向とは違う姿を見せていくのだろう、つまりファンの足切りをするのだろうと、どんどん考えが良くない方に向かっていきました。

 というのも、この数ヶ月、私の周りで色々と事件が起こり、どうしてもそういう考えにしか頭が向かわなかったからです。

 またその後しばらくして『笑って』というタイトルと新衣装の着衣ビジュアルが RABBIT HUTCH 公式Tiwtter にて投稿されました。そのツイートから目に飛び込んできた、この記事のヘッダーにもある黒い衣装に、RABBIT HUTCH の今までのコンセプトとは相容れない雰囲気を承知不承知に関わらず感じてしまい、目の前が真っ暗になった気がしました。悪い予感は当たってしまうのか、不安はどんどん増していきました。

 大切にしていたものが、どんどん壊れていく。次から次へと僕の手からすり抜けていく。RABBIT HUTCH も例外ではなかったのか。僕はこれからどうすればいいんだろう。
そんな想いに駆られてしまったのです。

 その中で迎えた昨日、公開の時間。昨年の夏にリリースされた『ダイスキ!』秋の『Loveit』とは打って変わって、歌い出しの天野里音のシルクのような声が乗った精緻なサウンドと和声進行、続いて落ち着き払った柔らかな光に映し出される美しいメンバーたち、広がる風景、力強く確かなパフォーマンス、そんな彼女たちが歌い上げる歌詞もファンへの(引いては私への)前向きで優しさに溢れたメッセージとなってたのが、次第に私の心を締め付けていくのです。

 RABBIT HUTCH は明らかに『成長』を見せてくれたが、大切な部分は変わっていなかった。僕はまだ RABBIT HUTCH と一緒にいた。彼女たちもまた僕のそばにいてくれた。

そのことを確信することができた途端、涙がとめどなく溢れ、感動的な音楽に後押しされるように泣き叫んでいました。

 予感はハズレました。僕は彼女たちの『成長』をしっかりと受け止めることができました。もう断然目が離せない、離してはいけないグループなんだと思いを新たにすることができました。何があっても彼女たちを信じなければならない。『成長』は確かに寂しい、がいつかその時は来るのだ。いや、もう来ていたとしても。

 こんなに泣いたのはいつぶりだろう。『笑って』を流しながら、この記事を書きながらも涙が止まりません。普段、抑圧されがちな成人男性のうちの一人ではありますが、どうか嘲らないで頂きたい。私は今 RABBIT HUTCH に生かされています。