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昔書いた詩を思い出す夢の話 部屋の話 


昔書いた詩を思い出す夢を見ました。

色彩のない僕は、誰かがつくった美しいモノ、僕が美しいと感じるモノを、部屋に収集していくのですが。最終的に色彩のない僕と美しいモノが詰まった部屋が同化することを願うという内容の詩です。
飽和した美しいモノ達が色彩を失う部屋の詩です。

過去と今の自分の本質は変容し得るのかと問うような目覚めでした。


今でも、こつこつと美しいと思うモノを収集していますが。昔とは少し意味合いが違うように思います。

過去の記憶が、新しい経験によって新しい意味づけをされて、過去とは違ったモノとして自分の内に存在していくように。
色彩のなかった僕は、新しく出会った美しい体験によって自分の存在を問われ、集めた美しいモノ達によって意味付けされているように感じます。

過去の自分と今の自分を統合していく為の、一つの鍵のような役割を部屋がしてくれているように。
この部屋の一時的な不在を経験して、今も昔もココにある、変容し続けるの自分という存在の意味を問い続けるコトが、自分の本質なのではないかと思っています。



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