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情報を遮断すると希望が見えてくる

情報洪水の時代には、マイナスの暗示にかからないよう気をつけたいものです。
たとえばテレビ番組。老人大国ニッポンは、サプリメントのCMに溢れています。
 
膝は痛くないですか?
顔のシワやシミは気になりませんか?
心臓はドキドキしませんか、などといらぬ不安感を煽ります。

あなたの体にはきっと問題があるはずだ、
しかも30分以内にこれを買うと得だぞ、と急き立てます。
 思わず「放っておいてくれ!」と叫んでしまいたくなります。

それが必要な人にとっては、サプリの一つ一つは良いものもあるでしょう。
でも不要な人にとっては、そのCMは雑音に過ぎません。

 私の工夫を申し上げましょう。
そんなCMが流れたら、リモコンの「消音」ボタンをサッと
押すのです。(勝手にほざいてろ!)とばかりに。
 いらない情報は遮断する…そんな時代です。

ところで、私の次女は30代です。
彼女の友人A子さんが、最近とても落ち込んでいる、と聞きました。
彼氏と別れたばかりというのです。

別れ話はよくあることですが、A子さんの場合はもっと深刻。
SNSで、元彼の情報をフォローしている、というのです。
写真を見て、(こんな所で食事してるんだ)とか(このコ、新しい彼女かしら?)
というふうに。

そのたびに、気持ちがますますダウンして、以前はイキイキと生命力あふれていた
A子が会うたびに暗くなっていく、と次女が心配そうに話すのです。

別れた彼氏の情報を追って何になるのでしょうか?
そんなことをしていても、気持ちは後ろ向きになるばかりです。
SNSの時代は、望めば情報はつねに閲覧することができます。
元彼のことが気にかかることは分かりますが、その情報はA子さんにとって
意味がないどころか、かえって有害です。

将来への希望を見つけるためにも、ときに情報の遮断は欠かせません。

◎カイゼンひとくち英語
Let’s just block out all information you don’t want.
いらない情報は遮断する時代だね。

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