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現実に向き合おう!

現実は常に厳しいものです。たとえば自分の姿を動画で撮ってみるとよくわかります。思い描いたような自分ではないことに愕然とします。でも現実に目を塞いでもなにも始まりません。冷酷な現実に向き合い、そこから出発するしかないのです。

柔道の形(かた)の競技に参加しようと週一回のペースで練習しています。仲間とともに出場の予定は固めの形。礼から始まって抑え技、絞め技、関節技など計15の技を審査員5人に評価してもらうのです。

時折、動画に撮ってチェックするのですが、いつも「なんだ、これ?!」と叫んでしまいます。画面にいるのはホントにオレ?というくらいひどい。自分ではうまくやっているつもりなのに、冷徹に現実を写す媒体からすればそんなものなのです。

現実を忘れると自己満足になります。自己満足は哀れです。いいと思っているのは自分だけ、周りから見れば滑稽なだけです。その昔、わたしの講演会が終わったあと、参加者の一人から指摘を受けました。「さきほどのお話の中で、ジュンプウマンポとおっしゃってましたが、ジュンプウマンパンではないでしょうか」そう、「順風満帆」を言い間違えていたのです。

ご指摘ありがとうございました!と、わたしは恥ずかしさに汗をかきかきお礼したものです。おかげでその後、すくなくとも「順風満帆」という語については恥をかかなくて済んだのです。

わたしが登録している講師派遣会社から、あるお誘いを受けました。わたしが15年間継続して送信している週刊メルマガ「57秒の元気術」の、動画バージョンを作らないかと、いうのです。

さて録画が済んでチェックしてまたまたびっくり。人前で語ることはプロだ、という自負があったのに、それもまた、もろくも崩れ去りました。表情が硬い、語尾が聞こえづらい、目の動きに落ち着きがない、などなど自分の現実を突きつけられて初めて気づくことが多かったのです。

現実はつねに厳しい。けれど現実に向き合い、そこから出発しなければ
なにも始まらない。なんにでも言えることだと思うのです。


英語de元気ing
Let’s face the facts!
現実に向き合おう!

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