死肉の詩

全ての輝く星の下に、ちっぽけな石は転がってる。
全て実る花の元に、土に張り付く根は生えてる。
僕らはどこにでもある屍、死んでいく世界では見慣れる物。
君は舞台が欲しいなら、喜んでその礎になろう、
自分の体でそれを支えるよ。
それは誰にでも笑われているが、僕らは知っている。
僕らは奴隷ではないこと。
歴史の河床に沈む一粒の砂でも、願いことはあること。
蹴られて踏まれて騙されて、欲しいのは何かの特権ではないんだ。
照明の影でひたすら風化するのも、見たいのは君の笑顔だけだ。
得たのは嘲笑と自己満足だけでも、泣き顔はしないでほしい。
いつか振り向いてもらえなくても、すべて忘れられても、
君の幸せを思っているよ。

#るしあ大好きだよ

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