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【みんなで作るBリーグ選手名鑑:デイヴィッド・サイモン選手(京都ハンナリーズ)】

Doirieと申します。京都ハンナリーズを応援しています。京都?チアさんエレガントだよね、と思われた方もいらっしゃるでしょうか。お目が高い!「はんなりん」といいます。華麗なパフォーマンスを京都でぜひご覧ください。

「みんなで作るBリーグ選手名鑑」という企画に乗っからせて頂き、少しでもハンナリーズと選手たちのいいところを紹介できればと思います。

デイヴィッド・サイモン選手

5人目は、デイヴィッド・サイモン選手をご紹介します。
デイヴィッドさんはアメリカ国籍、パデュー大学のご出身。フランスやロシア等各国のプロチームで活躍され、中でも韓国リーグ(KBL)で長くプレーしてはりました。KBLが設けた外国籍選手の身長制限(その後撤廃)で韓国ではプレーできなくなり、ご縁あって京都へ。39歳となる今季はキャリア17シーズン目、京都で4シーズン目を迎える不動の大黒柱です。ハンナリーズブースターには「兄貴」の敬称(?)でもおなじみ。スポンサーの安藤不動産様が作られた動画では、ダンディなデイヴィッドさんをイケボと共にご堪能頂けます。

大黒柱でもあり守護神でもあり

デイヴィッドさんは昨季、1試合平均約20点をとっています。シュートタッチの良し悪しはあれど、3Pはもとよりペイントエリア外からの2Pも得意。ゴール下ゴリゴリ対決からサラッとコースを見つけてシュートしたり、広い視野を活かして意表をつくロブパスを出したりもします。なんと3シーズン目で『B1個人通算3000得点』達成。

デイヴィッドさんに当たってあえなく吹っ飛ぶ外国籍選手も割と見ます。バスケットLIVEでは120kgの体重がやたら強調されますが、あの重みはたぶん筋肉の重み。ダンクでリングにぶら下がった瞬間とか、彫刻かと思う美しさですよ(←どこ見とんねん)。
ゲーム前、ベンチにどっかり座ってコートを睥睨する様子は、京都の守護神にも見えます。

レフェリーに鬼の形相で迫るとき

このシーンが印象に残って、サイモン選手コワイと思う他チームブースターさんもいらっしゃるかもしれません(落ち着いてぇとヒヤヒヤすることは多々ある^^;)。でも、いつもじゃありません。なぜ高いレベルで長年プレーできるのか?それは、本人(+周囲)の不断の努力あってこそ。鬼の形相になるのは、そんなプレイヤーの身体に危害を与えかねない動作が見過ごされた時ではと思っています。

情に篤いみんなの(?)お父ちゃん。社会貢献も

昨季からハンナリーズには、デイヴィッドさんの半分ほどしか生きてないぴよぴよのワカモノたちが増えました。そしてコーチ陣も若手ばかり。彼にすれば言いたいことも多々あったかもしれません。でも、共に練習し時にアドバイスした年下の仲間たちが成長し、いいチームに育った。そこに充実感を得てくれたのかな、と推察します。(ちなみに、彼らにバッシュを買ってあげたりもするそうな。もはやお父ちゃん)
長時間プレーするデイヴィッドさんがコートで転ぶと、ワカモノたちはぴよぴよ駆け寄って起こしてます(時には3人がかりで)。

デイヴィッドさん、一緒だった仲間も大事にしはるんです。その時の笑顔と仕草は本当にやさしく温かく、慈愛に満ちているように思います。

そして、社会貢献も。昨年夏、DavidSimon財団を立ち上げ、他の財団と共にコロナ禍の影響を受けてる家庭に食料などの必需品を配布。地元シカゴのテレビ局で社会貢献のアワードも受賞されました。ちなみに、”Professional Dad, occasional basketball player“とは、デイヴィッドさんのインスタに書かれたプロフィール。もちろん家族愛にも溢れています。

デイヴィッドさんの「プロフェッショナルな」プレーや行動、佇まいは、今季も京都で見られます。現・元チームメイトたちとの絆にも、ぜひ注目してみてください。

いかがでしょうか。少しでもサイモン選手の魅力が伝わったら嬉しいです。長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

おまけ?ウィンクがカッコ良すぎる

デイヴィッドさん、ものっそいサラッとウィンクしはるんです。遠征行くバス乗り込む時でも(動画の最後にご注目!)。これがまたキマっててカッコええんですわ。 ちなみに、別の機会でウィンクに挑戦した某ワカモノは目ぇ痒いネコみたいになってました。


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