見出し画像

ジョージア旅行記 7日目(2019/07/19) メスティア→ズグディディ

メスティアの夜も更け、次の日は朝早くからトレッキングへ向かいます。

昼過ぎから天気が崩れるかも、とのことだったので早めの出発を。

画像1

雲のかかった山々が美しいです。

画像2

早朝のメスティアを散歩。これは警察署かな?変な形をしています。

画像3

そして宿のおばあちゃんの朝食をいただきます。右側のパンケーキみたいなが本当に美味しかった。真ん中はスルグニというチーズです。もう少し遅い時間なら一家団欒という感じだったのかもしれません。異国で食べる家庭の味はなかなかにしみますね。

この日はメスティアの丘の上にある十字架のモニュメントを経由して、山の中腹にあるKoruldi湖を目指します。

広場で待ち合わせをしていたのですが、タクシーの客引きがしつこいので待ってる間逃げ回ってました

ハイキングコースは前日にメスティアの広場のビジターセンターでもらったもののみ。日本にいるとYAMAPとかのアプリで現在地と登山コースの照合ができますが、もちろんそんなものないのでとりあえずそれっぽい方向に向かいます。

画像4

完全に最初は家の中なんですけどね。

画像5

ちょっとした小川を横断します。ゲームの中みたいに美しい風景。

画像6

少し登るとメスティアの街が眼下に見えて美しいです。

とりあえず登りますが、道も踏み固められてないし、地形図と見比べてもどう考えても違う稜線を登っている気がして来ました。


うん、迷った。


ということで速攻で下山

ジョージアのメスティアで邦人3名が行方不明」とかニュースになりたくありません。

では、ハイキングは諦めたのか?


いや、実は十字架のポイントまでは車で行くことができるのです。
なのでそこまではタクシーで向かって、1時間ほど歩いて湖に行く予定に変更。


往復6時間のハイキングが2時間のハイキングに。

またメスティアの広場に戻って、さっきは逃げ回ってたタクシーの客引きに積極的に話しかけるw

十字架のところと湖は人気スポットらしく、説明したら普通に行ってくれることになりました。

でも、乗る車の運転手話してた人じゃないんだよね・・・。違う人が運転してるんだよね・・・。おそらく英語が喋れる人が客引きをして、捕まった客を運転ができる(英語が喋れるとはいっていない)人に流してるんでしょうね・・・。

乗った車は速攻山とは反対の方向に向かう。ガソリンを給油したかったらしい。少しびっくりした。

途中で水を買いたいのでウォーターウォーター言っても通じる気配がなく、ボディランゲージでどうにか停車してもらえました。

「本当に十字架のところ(Cross Point)まで行ってくれるんですよね?」って聞くと、

「Yeah, Cross!! Cross!!」って連呼。ものすごく不安になる

画像7

そしてダヴィド・ガレジやウシュグリに行くときに体験した悪路を走行。華麗なおっさんのドライビングテクニックを見せつけられる。

ダヴィド・ガレジの時に学んだ、おっさんはロシア語なら通じるという予測のもとにハラショーハラショー言ってたら通じたっぽいです。よかった。

ついでにジョージア語ではハラショーをカルギーというらしい。だいたい何にでも使える便利単語。
この旅で覚えたジョージア語は、このカルギーとガーマルジョーバ(ありがとう)だけです。がーまるちょばはここからきてるらしい。それで覚えられた節はある。

画像8

んで車は超景色いいところに到着。で、十字架はどこ?

どうやら十字架より湖に行くのが楽なとこに連れてきてもらえたらしい。十字架は帰ってきたら寄るとか。

画像22

一応LAKE KORULDIって書いてあるので、とりあえずそっちの方へ山を上に進む。

画像9

なだらかな稜線散歩が気持ちいい。

画像10

少し横を見ると緑の谷底。こんな光景日本にはないです。ほんとここまできてよかったった思える景色。

画像11

高山植物も鮮やかに咲いています。

画像12

小一時間ほど歩くと平坦な場所に出ます。このまま山を登る道も見えますが、今回の目的地は右側に見える湖。

画像13

み、湖・・・?っていうか池・・・???

どのみちいい景色には変わりないですが。

画像14

ちょっと雲がかかってますが遠くには山脈も見えます。

画像15

この辺には小さい池が他にもいくつかありました。すごくのどか。本当にゲームのフィールドみた(ry

画像16

超雄大な景色や。

ここではのんびりして、パンを食べたり。

他にも昼食をとってる人がいっぱいいました。

画像19

こちらはウォーリーを探せです。見つけられるかな???

画像17

テント張ってる人もいる。

画像18

牛も水浴びをしてる。

そんなこんなでのんびりしてたらだんだん山頂に雲が。

画像20

ということで下山を開始。そういえば昼は雨の予報だっけ。
なんかそこら中に積もってる石がかっこいい。

画像21

下山中の道もまた、ルートが一望できる美しい景色。

そして車を止めてあるポイントまで戻って、十字架のポイントまでドライブ。

画像23

着きました。上に見えるのが十字架。どうせなら上まで行って欲しい気持ちもあった。しかしこの筆でブワッと書いたような道が美しいのでまぁ良いかな。

画像24

結構この十字架でかいです。

画像25

街が一望できる展望台に座ってみる。ちなみに奥に見えるちょっと木がはげているところはメスティアのスキー場らしい。

画像26

メスティアの中央広場を上から見るとなんかおもちゃみたい。

画像27

戯れるイッヌが可愛いぞ。

画像28

こうやってみるとめっちゃ展望台に人おるな。

画像29

振り返るとめっちゃ絵になる小屋発見。絶対HP回復できる

素晴らしい景色を堪能したところで、車に戻りメスティアに戻ります。

画像30

こんな崖っぷちの道を進んできたんだな。怖い・・・。

さて、ここでメスティアにもう一泊するY夫婦と別れて、僕はズグディディに戻ります。旅の予定もあと2日なので、その前にジョージア西端のバトゥミという街に行きたかったので、少しでも距離を稼いでおきたかったので。

帰りのマルシュは17時。解散したのが15時ぐらいだったのでメスティアの街をぶらぶら。

画像31

クソゴミクオリティの剥製が飾ってある店を見たり。

画像32

街中を流れる渓谷を見たり。結構前日の雨のせいか増水してます。

と、ぶらぶらしているとにわか雨が。ここも山なので、山の天気は変わりやすいのです。

画像33

少し街はずれにある博物館で雨宿り。と行っても全く止むことはないので、雨脚が弱まったところで広場に戻ります。

画像34

少し離れたところからだと塔がよりはっきりわかりますね。

そして17時のマルシュに乗ります。チケットは買ったものの乗り場がよくわからずたらい回しにされました。そのチケットはウチじゃないよ、とか。バス乗り場は一箇所なのですがね・・・。


さて、このズグディディ行きのマルシュが曲者でした。

友人の中でもっとも運転が荒い人を10倍ぐらいにした運転の荒さ。

ジョージアは右側通行なのに、追い抜くためにずっと左側を走ってる。ここは日本じゃねぇぞ。

すれ違う車と追い抜く車全てにクラクション

そのノリで山道をかっ飛ばすもんだから行きた心地がしない。

画像35

極め付けが、このバックミラー。よくみるとミラーじゃなくてディスプレイになっていて意外と進んでるな、これで後ろ見てるのかな、と思ったんですが、

バックミラーに前方の景色を映し出してる


画像36

途中明らかに廃墟のドライブインに寄りつつ、(トイレが汚すぎて同乗していたがヨーロッパの人が何もせずに出てきたレベル)

そんなこんなで、行きはのんびりしたのもあって4時間かかった道を2時間半で戻ってきました

画像37

朝一瞬しかいなかったズグディディですが、こんな感じのソビエトロシアを感じる佇まい。トビリシやクタイシにはなかった味です。ましてメスティアやウシュグリには。

駅から歩いて5分程度のゲストハウスにお邪魔します。

画像38

ここの主人のニナさんは拙い英語でしたがよく喋ってくれる可愛い方でした。

一旦荷物を置いて街に戻り軽食を帰って戻ってきたら、

特に何も言っていないのに、裏口に案内されて、

画像39

「これは私の夫が作ったの、ここで朝食を食べるのよ」

ってニコニコしながら言われてどうしたらいいかわからなくなりました。旦那大好きかよ。人妻かわいいかよ

ちなみに旦那さんには会えずじまいでした。

画像40

なぜか僕の部屋に扉が2つついてて、何だろうと思って開けようと鍵をいじっていたら、隣から女性の声が聞こえてきました。別のグループの部屋だったみたい。危うく事案を起こすところだった。


ここでまた、街らしい?街に戻ってきたところで、明日はジョージアの中でももっともFFの街に近い?バトゥミに向かいます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?