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「この人たちなら」と思える場所へ

企画メシ第3回「チームの企画」の講義が終わり、それぞれの「チームの企画」が始まった。私たちがスタートさせるのは「企画のタネで呑んでいく」という、深夜×少人数×企画を掛け合わせた、通称”企画呑み”。

まるで修学旅行の夜のような、残業中のオフィスのような深夜のテンションで。チームメンバーがママになって迎えるので、誰にも話せなかった小さな夢や「実は」な話が聞けたらなと思っている。


課題提出後に日記を書いていた。前日に企画が変わり、深夜に手分けして企画書を書き、提出10分前までデザインをやってもらって、無事乗り切った数日間。最後の追い上げ時のチーム感すごかったな…。皆忙しいなか、お尻を叩きまくってごめんなさい。つまずくたびに「そもそも何やりたいの?」に立ち返って、初めて誰かに言う小さな夢を話しあって。お互いに「聞き合う」とても楽しい時間だった。掘れば掘るほど面白い人たちで、ママ会も定期的に開きたいくらい。


「一緒に創ろう」の第一歩は自分と組むところから

今回集まったチームメンバーは、ほぼ初めましての状態。たった数週間で「チーム」になるにはどうすればいいのか?きっとやりたいこと、興味のあること、企画メシへの熱量もそれぞれ違うはずたから、果たしてまとまるのか?と不安が半分。そしてチームで動くことが大変なことは学生時代にイヤというほど味わっていたので、あの二の舞はいやだ!!楽しむぞ!!という気持ちが半分だった。

まずチームの企画に臨むにあたって意識したのは次の3点。

(1)いい塩梅の前のめり
(2)自分から提案すること
(3)本当にやりたいことか

(1)突っ走ってしまわぬように(2)中身のある話し合いにするために、できるだけ企画を持ち込み(3)自分の演算機を動かす。今まで学んだことを生かすぞ、チームメンバーから学ぶぞ、という気持ちを反復する数週間だった。

とはいえ、阿部さんの講義を聞くと「あ〜〜これもできてない、あれもできてなかったな」の繰り返し。

特に「競争と共創」が大切という話は、まさに私がやりたかったことだ!と、答えを教えてもらえた気がした。共に創りたいからこそ、自分から動いてみる。「一緒に創ろう」という言葉は、行動があるからこそ伝わる。ただ案を持っていくだけでなく、そこは競争のつもりでもっと本気を差し出すべきだった。何を遠慮していたんだろう。まずは「自分と組むこと」。そこで相手に本気を伝える。

それから「企画書」の書き方。私は仕事で企画書を書くことはないけれど、一通のメールも、記事も、ラフも、どこにでも生かせることばかりだった。「こんなもんでしょ」は絶対に伝わるから、超訳(当たり前を超える)を心がける。整えて形にして終わりではなく、相手への敬意(相手の話を聞く+未来の話をする)を忘れないでいたい。


私、人と話すの好きかも!

稚拙な感想で申し訳ないと思いつつ、チームの企画を通して嬉しかったのはこの気づきだった。前職でくじけてから、ずっと自信がなかった人間関係について。岡山に戻ってからも新しい人脈作りはできていなくて、取材も今は慣れてきたけれど最初は怖くて仕方がなかった。

今回のチームの企画も緊張はしていたけれど、いつの間にかとても楽しい時間になっていて。話し合いがうまくいかないときも、じんぼさんが話を進めてくれて、引き出してくれて、皆がそれに一生懸命答えて、手探りで答えを見つけていった。理想的な会議の進み方ではなかったかもしれないけれど、確かに心が動く瞬間があって、それは1人では絶対に経験できない時間だった。

そんなたった数週間の経験のおかげで人と関わることが怖いという思いは少しずつ薄れて、いつの間にか「もっと人と関わりたい!」という気持ちがぐんぐん成長してきている。否定されるのを恐れて自分を見せることに臆病になっていたけど、社交的な自分を取り繕うのではなく「この人たちなら」と思える場所をもっと見つけられたら変われる気がした。(この人たちなら、と思わせてくれたチームメンバーに感謝。涙)

この変化は私にとってはとても大きなことで、変わりたいと思っていた部分だったからもっと育てていきたいし、自信をつけていきたい。ただ企画メシ2021以外の人たちに会いにいく勇気が出ないのも正直な気持ち…。機会があれば飛び込む姿勢は保ちつつ、企画呑みも利用して繋がっていきたい。(頑張れ私!!サムネイルは私が勇気を出したいときに思い出す言葉。「椿荘101号室」より)


もぐもぐ会(仮)をしませんか???

毎回課題を出し終えて「よし終わった!」と思うし、講義で反省して感動メモを書いて「一旦、終わり。次だ!」になっているのだけど、学びを身につけるには復習が大切だと思っていて。

私はモヤモヤを1人で飲み込むことが多いので、一緒に復習をしてくれる人を勇気を出して募集してみようかな。講義の後に30分〜1時間ほど、私と一緒に復習しませんか??「これ咀嚼しきれなかった」とか「私これできてなかったかも」とか、モヤモヤをもぐもぐする(咀嚼)イメージ。もちろん躓いたところは、阿部さんに聞くべきだよな、と思いつつ。ただ私が講義後に人と話したいだけかもしれない笑。(もし共感してくれる方、橘と話してあげる!という優しい方がいたら連絡ください!)

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