フォローしませんか?
シェア
本日はお家におります。 ベランダでは、秋に蒔いた撫子が満開です。 こちらのナデシコのおかげで、お仕事をお休みいたしまして、こうしてnoteを開いておりまする。 食道のあたりで食べたものがつかえていたのではないか、と言われました。柔らかめなお食事にして、食後は抱っこしてトントンして、胃に入りやすいようにしてみましょう、とのことで。 歳とりましたな。 いつも「長夜の長兵衛 七十二候シリーズ」をご覧いただいてありがとうございます。昨年の立冬から始め、立春が過ぎ
夕飯前に散歩に出かけようとするともう暗くなっている。日の沈むのが早くなった。ゆっくりと川べりを歩く。 するとお犬が言うのである、ほら、あの月をごらんなさい。今日は上弦の月の前日、西南の空に浮かぶ月。一人でぶらつくだけなら、月をまじまじと見る習慣はつかなかったかもしれない。 この白いお犬になぜここまで心奪われているのかわからない。ほかの仔犬を見てもさざなみは立たなかった。けれども十一年前のその日、会った瞬間にこれが探していた相棒だとわかった。 わたしの手を引いてそこへ
性懲りもなく、またソファを購入した。 初代ソファは、一生使えると思っていたほど頑丈なものであった。ところがお犬さまがいらしてからというもの日々、ホリホリ、バリバリあそばされて。パピヨン子ちゃん、あの、大判小判はまだでしょうか。ビリビリ寸前となった頃、引っ越しをすることになり、あっけなく粗大ゴミとなった。 あれから3年。 椅子って、一人しか座れないのよね。 お犬さまは、わたしの足元か、わたしのベッドか、ご自分のベッドで一日の大半をお過ごしになるようになった。 一大事