【雑記】Kurzgesagtの字幕をアドインに読み上げさせてみた

2022年1月、Kurzgesagtは新たに6つの言語でのチャンネルを開設した。

韓国語、ポルトガル語、フランス語は間もなくチャンネル登録者10万人を超え、順調に成長している。特に韓国語は38.6万人にまで達しており、伸びている動画は88万再生まで行っている。軌道に乗っていると言っていいだろう。

一方で、日本語チャンネルは伸び悩んでおり、4月に記事を書いた段階ではアラビア語チャンネルに次ぐワースト2位だった。

そして今日、チャンネルごとの登録者数を比較すると、アラビア語チャンネルが成長しており、日本は最下位だった。

もっとも再生されている動画は、最初に投稿されたダイソン球のもので、3.9万回。ほとんどの動画が1万再生の壁すら突破できていないのが現状である。

コメント欄を見ると、「日本語を勉強するのにとても役立ちます!」という外国人アカウントも多く、泣けてくる光景である。

まあ日本語チャンネルが伸びない原因うんぬんについては過去記事で語っているので、今回は別の話。

字幕を読まなくてもいいのはやっぱり利点

日本語チャンネルの長所だなぁと思ったのは、字幕を読むことにリソースを割かなくて済むぶん、アニメーションを良くみれるということである。

その良さを、英語版kurzgesagtを観ているときに享受できないだろうか?とふと思ったのである。

日本語字幕を動画に合わせて読み上げられるようにできないだろうか?

調べてみると、一応手段はあるようだった。
Chromeのアドオン、CaptionSpeakerである。

ダウンロード画面より

YouTubeを視聴する際、その動画の字幕を機械音声で読み上げてくれる。

設定画面

いちおう、設定画面で読み上げ音声の高さ、速さ、大きさを調整できるし、発話中は元動画の音声を小さくするように設定することもできる。

これを使えば、英語版Kurzgesagtでも字幕に目線を移さずに、アニメーション重視で楽しむことができるのではないだろうか。

上記の動画の2:00~を見てもらえると、どのような機能なのかわかるだろう。

試してみた結果

一応、デスクトップキャプチャで動画を撮ったのだが、noteには動画の直接アップはできないようだ。無念。

・機械音声そのものの味気無さというのはやっぱりあった
・アニメーションに集中できるというのはあるかもしれない
・本家の英語ナレーションと二重に聞こえるので気持ち悪い。本家の音量をもっと絞る設定にしたほうがいいのかもしれない
・機械音声の候補を拡張できるようになれば、意外といいかも?

こんなところが自分の雑感である。

このアドオンは利用者によって感想が大きくバラけるだろうから、人によっては気に入るかもしれない。自分はすぐに愛用したいとは思わなかったが、何かしらの可能性を感じもしたのだった。


追記

実はもう一つ、アニメーションを存分に楽しみながら英語版kurzgesagtを観る方法がある。

何度も動画を見て内容を頭に叩き込んでしまえばいい。

初見は内容理解を重視して、2回目からは、徐々に動画の隅々まで味わっていく。それが通の味わい方…ということでどうだろう。