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道元、水と空と月と花と

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13世紀(鎌倉時代)に活躍した僧・道元の主著『正法眼蔵』のエッセンスを書いています。
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2020年9月の記事一覧

うを水をゆくに、ゆけども水のきはなく

水と空は『正法眼蔵』にたびたび出てくる表象です。たとえば「現成公案」の巻から。 うを〔魚…

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禅宗の称は、魔波旬の称ずるなり。

仏教に多少なりとも知識・興味をお持ちの方は、道元の名を聞いて、禅宗、なかでも曹洞宗の開祖…

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空の飛去するとき、鳥も飛去するなり

というわけで、至宝の蔵を開けます。最初に『正法眼蔵』というタイトルの意味とか、道元はどう…

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