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8月15日

たこ焼きの写真が下手です。

やっぱり6時頃に目覚める。多分全然睡眠の質が良くないですね。でも寝とかないと絶対しんどくなるなと思ったので必死で二度寝をする。

昨日のうちに部屋はあらかた掃除してしまっていたしざっくり買い物だけでいいわなと思ってたこ焼き100個分の用意だけ買いに行く。たこやウインナーやチーズやネギやらを全部カットして材料の準備だけして、少しゴロゴロしてから駅まで人々を迎えに行った。同僚四人だけど絶対間が持たないことを見越してローソンでウノを買った。クソ暑い。

新居に身内以外を初めて招く私と、新婚夫婦と同い年の後輩という緊迫する四人組は、今日どうするのが一番正解だったんだろうね、と言いながら歩く。途中の生協で買い物をする。このメンバー誰も先陣を切るタイプではないのでヌルヌルと気を遣いあう。家につき、待っていてくれた夫が顔だけ見せて遊びに出ていった。こういうところ最高である。

粛々とたこ焼きを焼く。私と後輩ちゃんが愛してやまない美人をかっさらっていった彼とご飯を共にするのは二度目だ。我々より3歳年下で髭でメガネでツルツルしていて別にイケメンというわけではないけれど余裕と自信があってウイットに富んでいて大企業勤めで仕事もかなり上流のことをしていて、そして年上美人をさらっていった。こういう男はたまに存在するけどどうやったらこういう男が育ち、世に放たれるのだろうかのだろうと不思議で仕方ない。全員と挨拶をした夫は後ほど、あんなにきれいな3人と君が本当に一緒に仕事をしているの?本当にあの空間で生きて結果を出してるの?といつまでも訝しげだった。妻を信じろよ。

案の定、みんな百個もたこ焼きは食べられず、満腹で静かになったので、粛々とウノをした。罰ゲームにデコピンしましょうか、と提案があったが、そんなに盛り上がれない気がしてそっと辞する。みんなでコーヒーを飲んだ。それぞれにむちゃくちゃたくさんお土産を持ってきてくれていたけど、日が持つからお二人で食べてくれと言われ、私が買ってきていたシュークリームを食べた。お皿も洗ってくれて、やることないので後ろでウロウロした。

好きな人たちとお家で過ごせていい時間であった。明日から仕事だというので夕方の早い時間に彼らを駅まで見送った。きれいな彼らと仲良くなれてほんとありがてえな。嘘のようよ。

赤のスパークリングワインを持ってきてくれていたけどみんなそんなに飲まなかったのでそれと、買ったチューハイをガンガン飲みながら夫を出迎える。酔っ払って下手なこと言ってもいいと思うと嬉しくなる。さっきは緊張したからね。夫が死ぬほど映画を借りてきていた。

まずブレアウィッチプロジェクトを見る。こないだ見たのはパラノーマル・アクティビティだったらしい。強気に道に迷ったことを認めない女が面白いなと思って眺めていたら終わった。あーこれは絶対大切な伏線になるよ〜と感じた最初の街の人々のインタビュー、絶対大切な伏線になるよ〜と思ったのに集中して見てられなかったからもったいないことをした。モキュメンタリーというものはこちらが頭からっぽで眺めてられるからいいものだなと思う。特典映像は蛇足だった。でもこれを素地にしてたくさんの模倣映画が生まれたのもわかる。よき。

そのあとCUBEを見た。これもいっぺん見ておかないとと思っていたのでありがたかった。もっとむちゃくちゃに理不尽に機械的に殺されるのを見たかった。こいつさえいなければもっとスムーズに物語は進むのに、というヤツが出てくる映画はなんか消化不良な気持ちが残りますよね。それがこの黒人です。シチュエーションホラーっていうんだよと教えてもらった。もっと幼き頃に見ていたら数学学科に進んでいたかもしれない。局所的に芸は身をたすく可能性にかけいと思わされた。あと異国の人々は自閉症的な人をバカ呼ばわりした挙げ句なんか救われるようにする傾向があるのかなと思った。日本の映画は多分、自閉症の人を出すならその人をメインに据えて感動物にするでしょう。うまく言葉にできなくてもどかしいが、共存の考え方が違うのだろうと思う。

そのあとどろろを見た。咎められることなくちびちびアルコールを取り入れながら、自由に過ごしていいのは幸せだった。どろろはむちゃくちゃ面白いのでみんな見たほうがいいです。

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