藤井風練習帳①

ひとつだけ良いことあったわよ、と思うことにした2020年、受難の年。こんなにYou tube三昧じゃなければ、気づいていなかったと思う藤井風さん。カバー動画がたっぷりあってendless視聴。ワケあって長年サヨナラしていたピアノを弾きたくなったのは彼のせい。新しくピアノを衝動買いしたのも彼のせい。ピアノ弾き過ぎで腱鞘炎になったのも彼のせい。(・・うそです。加齢のためです)

ピアノ再開を記念して練習帳(NOTE)もこさえてみた。「弾いてみてわかった感想」もつけとく。

練習曲「長く短い祭り ピアノソロ」

超ムズイ!もう3か月以上練習中。思うにまず重要なのが出だし。このノリが数小節だけで提示できるかどうか。楽譜どおりに弾けても藤井風の長短祭にはなれない。アタックの強弱、アクセントの置きどころ・・。つまりはグルーヴってやつね。右手、左手ともに音数の多さは練習を重ねればマスターしていく傾向はあるが このノリが再現できない。技術的難所はまだまだあり、後半オクターブを掴んでの高速フレーズは一部ギブアップ。(年寄り要注意。腱鞘炎おこしたわよ!)後半は風さんオリジナルアレンジがさく裂。なんだろう?この高揚感。どうすりゃこうなるの?笑。決して余計な装飾音やこれ見よがしがのテクニックアピールはしてないのにね。彼の中に自分なりの(ほんとはこうなりたかった)JAZZ PIANO理想像を見ているような気がします。


鑑賞曲「本能 弾き語り」

(ピアノ的難易度ではなく)エロ度S級。・・こりゃ誰にも真似できぬ。こっそり夜中に見るだけにした。うむむ、どんな楽器より色気のある声!一切歌えぬ私はこの声を標準装備したキーボードが欲しいと真剣に思う。鍵盤おすと藤井風の声・・買います。即決。

余談だが 声といえば。カバー集の「Time after time」にはびっくりした。急いで「CHET BAKER SINGS」の「Time after time」を聴き直した。同じKEYで歌っているせいなのか、張らないうたいっぷりのせいなのか?? ・・・似てます。私がこの両人を好きな理由がわかって大満足(笑)














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