藤井風練習帳⑤

「優しさ」のイントロ。

初めて聴いたときから頭の中をぐ-るぐる。このコード進行を早く知りたくてしょうがない。そうだピアノ買ってこよう!(2020年夏の変。)30年ぶりにピアノを衝動買いさせた曲「優しさ」。すでに私の中では殿堂入りである。

ちょいと試しに耳コピしてみたがどうしても「いまなにを~」の歌い出しの直前に入ってくるコードがわからなかった。公式スコアで初めてCm7(9 13)と知る。Cm7に9thと13thを足す・・・だと? ・・・なるほど。この6音のうちどの音を端折ってもダメなんだとやっと気がついた。もっと驚きなのはこんな複雑な響きがなぜかこの曲の流れに最もあった自然な和音に思えてくること。衝撃。

彼の楽曲のコードの複雑さは芳醇さ。旨味とコク。複雑さを押し付けすぎないところが胃もたれしない、新しいJAZZの取り入れ方かもしれない。











 








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