フライトキャンセルから旅行保険の遅延補償を受け取るまでの流れをまとめてみた
先日、アムステルダムへ出張したのですが、思いもよらぬ飛行機のキャンセルに見舞われ、片道1時間半のところを、まさかのフランクフルトに一泊 → 予定より約1日遅れで現地到着という事態になりました。
私は心配性な性格なので旅行や出張で国外に出る時は、常に旅行保険に加入しています。そのおかげで今回のキャンセルによる遅延に対する保険金を受け取ることができ、小額ながら補償を得ることができました。
保険会社は対応が良く協力的でしたが、必要な書類を揃えるプロセスは予想以上に手間取りました。
そこで今回は遅延保証の保険金を受け取るまでの経過をシェアします。
ちなみに私がいつも利用している旅行保険は、Battlefaceという保険会社らしからぬ名前の会社ですが、ネットで簡単に保険を安く購入できるのでいつも利用しています。
遅延を証明するのに求められた書類
提出する必要があった書類は以下の二つでした。
1)到着時間を証明する書類
遅延保証は何時間、予定より到着が遅れたかによって保険金の額が変わるため、この最終目的地に到着した時間を正確に証明する書類は保険会社よりかなり強く求められました。
私の最終目的地はアムステルダム市内のホテルでしたが、チェックインした時間を証明する書類など持っていなかったので、アムステルダムのスキポール空港を最終目的地と設定して手続きを進めました。
しかし、この到着時間を証明するための情報を入手するのは簡単ではありませんでした。
空港や航空会社のホームページから便名を指定すると到着時間を確認することができるのですが、多くの場合、調べる前日の便までしか情報提供していなかったので、保険会社と交渉を始めた時点で1週間以上たっていたために、これらのサイトから到着時間を証明することができませんでした。
最終的にルフトハンザに問い合わせて、なんとか到着時間を提供してもらえました(ルフトハンザに問い合わせする方法は以下の記事をご参照ください)。
2)旅程表(Travel itinerary)
これはいわゆる旅行スケジュールを簡単にまとめた書類のことです。
もしJTBのような旅行会社のプランを利用した方はそのスケジュール表を提出すれば良いと思いますが、私の場合は自分で航空券、ホテルを手配したためそのような書類はありませんでした。
そこで、WORDを使って以下のような自作の旅行計画書を作成して提出しました。
キャンセルが発生しなかった場合のタイムスケジュールと、キャンセルのせいで遅延した実際のタイムスケジュールを記載しただけの簡素なものでしたが、特にこれで問題ありませんでした。
これらの2つの書類に加えて、キャンセルされたフライトを証明する書類(私の場合は予約確認のemail)を付け加えて提出ところ、数日で遅延補償金の支払いが決定しました。
最後に銀行口座の情報を伝えたところ、さらに数日後にわずかではありますが無事に保険金が入金されました。
まとめ
旅行保険の遅延補償金を受け取るには、とにもかくにも予定していた時間よりどれだけ遅延したかを証明する書類が必要です。
もし飛行機のキャンセルや電車の遅延などに巻き込まれた場合、現地到着時間を証明する書類をすぐに入手するように心がけましょう。
そしてbattlefaceの保険金支払いは良心的でスムーズでしたので、今後もこの旅行保険会社を使っていこうと思いました。
今回の記事が、皆様のお役に立てることを願っています。
また、私のブログでは今後もAIサービスやミュンヘンの状況などを書いていく予定です。アウトプットの励みになりますので、スキ、フォローをよろしくお願いします。
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https://note.com/doctor_u/n/nacb6a14e1a53