0430朝(欲張りな気持ちを供養していく)

「大好き」から「大好きだった」へ気持ちの移行が進みつつある。真剣に付き合ったからこそ、たくさん泣いてたくさん考えることができたのだと思っている。

付き合うまえは、付き合えたらそれでいいと思っていた。付き合いだしてからは、どんどん親密になって仲良くしていければ良いと思っていた。さらに関係が深まり同棲生活にも慣れてくると、この生活を永遠に続けるための社会的な承認が欲しいと思うようになった。

私はとても欲深いなと思った。こうしたら満たされると思っていたら、果てしなく次の欲が湧いてくる。

世間体関係なく、彼と一生一緒にいる覚悟が固まっていれば、また自分の気持ちのゴールは変わったのかもしれないなと思った。でも、彼と一緒にいることは、人生の主導権を人へ委ねていることになるから、自分の精神衛生を考えると難しい話だなと思った。

大好きだった。いろんな気持ちを言語化して、泣いた。そして、いろんな気持ちを焼き尽くして、過去の綺麗な思い出としてアーカイブした。

もう一緒に居続けることはできないことを、静かに受け入れつつある。自分の心がもう、一緒に住むことを拒絶している。一緒に住み続けたい思いも、泣いて泣いて過去のものとして供養している。欲を焼き尽くして無くす作業へ慣れてきてしまったことも悲しい、諦めることが上手になったことと同義だと思っているから。

今日の夜にまた、気持ちが変わるのかもしれない。

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