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おわった

別れ話をして独り身となった。自分から振るわけなので、覚悟を決めて自分の考えを話すしかできなかった。「相手に嫌われたくないし傷つけたくない」という気持ちは封印して話す必要があり、相手のことを興味なくしたわけでもなかったので、割ときつかった。

そうはいっても終わったらスッキリするのかなーと思っていたけど、スッキリどころか身体を切り落とされたような心の痛みが残った。寂しいという感情の進化系のような気がする。この心の状態を放置するとおそらく人生に影響が出そうなレベルで心が悲鳴をあげているような。

今までこの手の辛いことが起きたときは、自分の心を無視して生きてきた。だけど今回は腹を決めて、自分の心へ寄り添ってあげようと思っている。今までこういう時、自分と向き合わずに酒へ逃げていたり人とあって気を紛らわせていた。だけど一番するべきは、自分の感情と向き合ってひとつずつ思いを消化し、未来をみつめるための準備をすることなのだろう。(ただしあまり一人で考え込むとつらさが煮詰まるので、気分転換のために人のいる場所へ行き、他愛ない会話をするのは悪くないと思う)

寂しいと思う自分を変えたいと思っていたけど、辛いときに自分の心を無視して忘れようとする自分自身の対応こそが、自分を寂しい気持ちにさせていたのだと思う。自分自身のどうしようもないドロドロとした感情へ向き合って認めてあげることが、寂しさを自分自身で対応するために必要なことなのだろうと思う。

何度も泣いていい、あのときああすればよかったとたくさん思っても良い。目が腫れ続けても良い。仕事に影響が出ない程度であれば、他人に無愛想になっても良い。思ったことを自分の教訓として心へ落とし込み前を向いて、今よりもっと素敵な自分になったときに。自分の人生にとって必要な新しい何かが、飛び込んでくると信じている。

過去には戻れない。未来をみつめる。過去を後悔するという未来があってもいいから、とにかく前へ進む。

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