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1ヶ月後の、ひとりぼっちの自分へ

たぶん引っ越して一人暮らしに戻っており、彼と一緒に暮らしていたのに突然ひとりへ戻り、喪失感に打ちひしがれているであろう1ヶ月後の自分へ。

彼と別れた理由を覚えていますか?このnoteに散々葛藤を書いていますね。彼との結婚の意向が合わなかったことがメインの理由ですが、本質的な理由は”自立ができていないこと”でしたね。「自分ひとりで生きていても人生は楽しい」と思える状態になり、ふたたび彼と出会い直したい。そう思い、断腸の思いで別れを告げましたね。

ですから、自分の寂しさや弱さを受け入れいつくしみ、ひとりで生きていても楽しいと思えないうちから、新しい「生きる意味」となる誰かを見つける活動は控えましょう。あなたの生きる意味を人に見出すと、彼と別れてまで実現したかった”自立”は遠のいてしまいます。

人生の中で暇をもてあますことなく、むしろ「もっと時間がたくさんあればいい」「長生きしたい」と思える楽しいこと・好きなことを発掘する作業へ、力を注いでください。その過程で人と出会うかもしれませんが、あくまでも目的は「自分の人生を充実させること」であり「自分が生きる意味となる他人を探すこと」ではありません。

そうはいっても、寂しい日もあると思います。ひとりでは耐えられない日も、きっとあると思います。そういう時に、大量のお酒で寂しさを紛らわさないことを祈ります。脳味噌と身体の寿命と引き換えに、その時の空虚感などと向き合わないオプションを購入していることと同義です。あなたの肝臓は限界を迎えていると思います。

人の気配がする場所をいくつか確保して逃げ込む、「助けて」と言える人を作るよう努力する…本当に無理ならば、人と出会える予定をむりやり作る。好きなことへ打ち込む。そういった形で、自分を不健康にせずとも対処できるようになれたら、素敵だなと思います。

過去を思い出して泣いても大丈夫。あなたは強いです。泣いたぶんだけ心の中が綺麗に澄み渡り、新しいことを吸収できるスポンジのような領域がたくさん、たくさんできあがるはずです。そこに、自分が大好きなもの、大好きになれそうなもの、ちょっといいなと思ったもの、たくさん詰め込んでください。バケットへ美味しい果物を入れるように。

たぶん、しばらく夜はひとりで泣いちゃいますね。泣き虫ですからね、知ってます。一ヶ月前の私があなたをずーっと見ているから、そんなに孤独じゃないです。私が私を見ていてもひとりぼっちだけど、完全にひとりじゃないよって思えたら、少しは心が楽になると思うから。

そして、彼と一緒にいたい気持ちとは別に、結婚相手を探したいなと思ったら。自分を好きなもので埋めることに慣れたタイミングで、新しい男性と出会い直すのも良いと思います。どうかその時は、かつて一緒に暮らした、家族のように大切な彼との思い出は、思い出の宝箱に鍵をつけてしまっておいて。

あなたなら大丈夫です。絶対に幸せに生きていけます。どんな選択をしたとしても、私はあなたの味方です。

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