おばか

自分から別れた相手に連絡してしまった。すぐに出るかと思ってたけど出なくて、まぁ当たり前か仕方ないねって思った。バカだ。どんなに苦しくても、この苦しい感情は自分だけの持ち物なのに、電話して寂しさを埋めてもらおうとした。

連絡してしまうと、途端に「待ち」の姿勢となるので非常に辛くなる。自分でコントロールできないことへ、無意識にパワーを使ってしまう。こんな状況が嫌だから別れたんじゃなかったのか? 安易に連絡して、安易に慰めてもらうなんて、自分は甘々で大馬鹿ものだ。せめて電話するなら別の人にしようよ…友達の少なさがバレる。

別れても仲良しでいられるから、付き合っていた時と同じくらいの距離感でいられると思ったけど、そんなわけないね。付き合ってるとしても、すべての連絡に必ず出てくれるわけじゃないからなぁ。

こうやって、あえて傷つくことへ突進するのは、やはり恋愛へ娯楽性を求めているからだろう。手軽にジェットコースターのようにスリルある何かに関わりたい、潜在的欲求があるんだろうな…。自覚しても、愚か者だから繰り返してしまう。

強い意志だけでは「彼に連絡しない!」と思えないことが今回の件でよく分かった。依存しているんだろう。一緒に住むことをやめても、本質的に一緒に住んでいる頃と考えていることや感覚が変わっていないのだろう。何かにぶら下がらないと自分の精神を維持できない、未成熟な状態のまま生きてきてしまったのだろう。

書いてて落ち着いてきた。連絡の返事が来なくてもしょうがないし、次は連絡する前にスイッチの電源をつけてゲームをやるか、このnoteを開いて心を落ち着けることとする。

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