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成(月生)温泉は何処、少数民族村で遭難?(前編)

ドライバーの肖Sunも昨日は同じホテルに泊まりました
ドライバーやガイドさんは 格安の値段で泊まれる部屋があるそうで
当然 他のドライバーと同じ様に雑魚寝?だそうです
日本の観光地にも確か ありましたね雑魚寝では無いけれども


ドライバーの肖Sunは 元軍人で戦車も操縦した事があるといってました
で どのくらい?と聞くと 戦車の中で寝泊りして2週間?20日間?
操縦していたんだそうです・・・・いつの時代よ^^;
昨年?大寒波が来た時も 肖Sunの車だけ無事に桂林まで帰って
来れたんだそうで 同じチェーンをつけた他の車は無理だったようです


そんな肖Sunも ガイドの資格を持っているので 今回お願いしたんですが
旅行会社を通しているので 5日間で1200元を払います
その内400元を旅行社が取り 残り800元が肖Sunに渡りますが
ガソリン代はここから引くため 移動距離が多い桂林では儲けは無い
食事や入場料などを割増して 利益を出すようです
最初に誤解はありましたが この方は誠実なので好感が持てます
チップは200元を渡しましたが この後まさかえらい目に合おうとは
誰も知らない・・・・・・


昨日泊まった君豪酒店朝食つきでした
豪華なバイキングではありません どちらかと言うとヘルシーなメニュー
昨日は沢山食べたので 朝からキャベツの煮びたし また?米粉(笑
ちまき(具は鶏肉でした) 妻が持って来てくれた目玉焼きと 豆乳です


妻の目玉焼きは2個ではなく 双子でした(何かいいことあるかな?)
ドライバーの肖Sunも食事をしていました さぁ今日は沢山走りますよ~
陽朔から桂林に向けて走ります ひたすら田園風景と畑が続きます


一般道なんですが速度表示は 街中で40キロか30キロまで制限されます
よく警察が取締りをして居るそうで ただ闇雲に観光化しているのでは
無いようですね


暫くすると見えてきました 陽朔の世外桃源元々ある自然を
台湾の会社が観光地にしたそうです 陽朔にはこの様な有限会社が
沢山あるみたいです 国家AAAA級景区 とありますけど・・・・・


ここは最後まで行くか行かないか迷った場所で 行かないと
肖Sunもかわいそうで 友だちのお兄さんも値段聞いて納得したので
行きました いわゆる桃源郷と言うやつでしょうか?
入場料は60?70?元でしたが 当初より値切ってます(笑


少数民族風?の衣装を着た女の子が案内してくれます
ボートで川?みたいな処を廻るのですが 観光用に整備された所と
住民が暮らしており日常の風景がまだある ギャップがなんとも
船が来ると 先住民らしき人たちが踊ってます

 
ドライバーの肖Sunが言うには 中国には認められてない小数民族がある
らしく彼らは ここで暮らしているんだそうです???
どーみてもメタボってる人も居ますけど・・・通勤してるんじゃないの?



川で洗濯してる人も 鵜飼いをしてる人も ココの従業員?
では無いようです 元々ここにあった水系を利用して公園に整備したようで
周辺住民はいつもと同じ生活をしているだけみたいです
不思議な感覚に落ちます あれ?私達が見世物では???


いよいよ敵のアジトに潜入です!


もとい 少数民族村を再現した観光地です 入口で米で造った酒?
濁酒みたいなの飲まされ 入ると秘密工場が・・・・


じゃなくて少数民族のお嬢さん・お兄さんがせっせと刺繍や竹細工など
作ってました

 
一つびっくりはネクタイの刺繍?凄すぎます
1本出来るのに3ヶ月?値段は1~2万円位します 日本では買えないけど
ここでは高いよねぇ~ 手が出ません


でもお嬢さんたちが 不憫に思えて買う人が居るのかなぁ(日本人だと)



田園風景って凄く和みますね~ ちょっと休憩です・・・・・・・



結局お土産で買ったのは 
水牛の角で作ったスプーン・・・これで食べれるのか?少々不安ながらも
出口でまた 命の水(笑 を買います


車に乗り込むと ただひたすらに走ります 北海道の観光地みたいです
桂林市内に入ってきて ドライバーの肖Sunお勧めの地元料理に行きますが
昼なのにお客さん居ません 味の保障が出来ないので
肖Sunには悪いけど また友達のお兄さんに相談すると 
桂林微笑商厦の6階にある 好大媽美食休閑広場が観光客にお勧めと
聞きました レッツラゴ~ ビル裏に駐車場もあります


デパートのフードコートかと思いきや 侮れません
まず座って店員さんからオーダーの紙をもらい 好きな調理場へ行って
欲しいものを頼むと 店員さんが印をしてくれます
料金もリーズナブルで 地元の料理も堪能できます それに早いです




3人で176元 鯰に似た剣骨魚(と言うんだそうです)は
桂林ではポピュラーで安いんです ここでは400円でしたが
地元の市場では5元で仕入れが出来るそうです おまけに釣れるそうです
ドライバーの肖Sunも何回か釣り上げたそうです
鯰料理がこんなに美味しいものとは思っても居ませんでした
あとザリガニ(笑 凄く美味しいわけではないけど まぁまぁかな?




また米粉


料理を堪能したあとは ただひたすら走ります
桂林から2時間は掛かるというので 妻は寝ました・・・・
桂林は街に入るときと出る時に料金所があってお金を取られます
2元?忘れました 安いんですが出たり入ったりする度に取られます



外の景色は田園風景から段々と家が無くなり
山に入っていきます ちらほら見える少数民族の家と思える集落を見ながら
更に車は山を登っていきます 途中で海抜2000メートルに達しても
更に上っていきます・・・・・・


私達が向っているのは ウルルンや丸見えでお馴染みの壮族の村です
成(月生)という街の 成背(木弟)田景区と言われる
平安壮族(木弟)田です=つまり棚田です
山隣りには 別の種族である金坑・大寨瑶族(木弟)田があります
隣の村まで歩いて2時間掛かるそうです・・・・・・今回は断念です


これらの山の麓には 成背景区の料金所があり一人入山50元です
大型バスはここで乗換えです 海抜2000m以上に登ります


!?第一村人発見!瑶族(ようぞく)の女性のようです
18歳で一度髪を切りその後はずっと伸ばし続けるんだそうです
髪が短い女性は 外から来た人だそうです



小話を一つ
瑶族の娘はずっと2階に住み 独身=窓を開けているんだそうです
年頃の男はその窓に向って 歌を歌って娘と息が合えば竹竿を使って
部屋に入るんだそうです もし他の男が来ても 竹竿の下に靴があれば
その彼女には彼が居るという目印になるんだとか




車は1速と2速でも全然登りません 空気が段々薄くなってますからね
料金所から1時間かけて登ると駐車場があり 壮族の村の入口に着きました
村までは更に歩いて30分はかかります 荷物は最小限に命の水は忘れずに



次回予告「成(月生)温泉は何処、少数民族村で遭難?(後編)」
御免なさいね~ 

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