ゲーム買ったあとの家路が怖い
先月、発売日当日にポケモンを買ってしまった。
家電量販店に陳列されたパッケージを手に取り、レジ打ちしているパートのおばさんと相対する瞬間は、どこを見てどんな顔をしていいのかわからなくなる。
(うわっ、この男の人、いい年してゲームなんてやるのね……)
と思われていたらどうしようとか考えると逃げ出したくなる。
帰り道はいつも以上に慎重に自転車を漕ぐ。
もし交通事故に遭ってそのまま死んでしまったら母親は
「ポケモンやりたかったのね……。天国でやってね……」
って思って泣きながら棺桶に入れてきそうだ。
葬式にやってきた友人は棺桶を見て
「生前の山川君はポケモンやりたかったのか……」
とか思魂を読み取ってきそう。
最近の兄は「DEATH STRANDING」をダウンロードしようか迷っているらしい。わざわざ店まで行くのも面倒くさいし、道中事故に遭ったら恥ずかしいしと言っていた(モンハンもダウンロードで購入していた)。
昔、ある友人が言っていた。
「新しいゲームはさっさとクリアして売れば高値でさばける。実質3~5割引きくらいでゲームを楽しめるんだからとてもお得だ」
私もそう思う。
ポケモンは1週間くらいでクリアした。
けれども
「今度交換しようよ!!」
と言ってきた知人からまだなにも連絡が来ないために売ることはできずにいる。
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