日報

2022/12/4

 久しぶりの日報。僕が日報を書いていない間何をしていたかと言うと、所謂大学生をしていた。僕にはたまにこのような時期がある。何にも精力が湧かない、気持ちが向かない、ただの一般大学生として社会に溶け込む時期が。ただ、僕は一つ成長した。その沼のような時期から自分で這い上がれるようになったことだ。みんなからしたらこの日報はただの成人男性のくだらない文章に過ぎないだろう。でも僕にとって日報を書くことは大切な事なのである。1人の男と約束をした。ただの口約束だけれど。
 やはりたまに気が沈む。底のない沼のように。光が見えないところまで行くと、僕は無理に足掻こうともしなくなる。なぜか分からないけれどそこで落ち着いてしまう。今まではその縁に助けてくれる人がいた。這い上がり方を教えてくれる人がいた。僕だけではなく他の人までもを沼から引っ張り出す様子を沢山見てきた。僕は嫌というほどその姿を見てきた。僕には足掻く義務がある。足掻かなければその人の顔に泥を塗ることになる。詰まらない人になることほど怖いものはない。そこに固執してもいけない。とても難しいことだけれど、めんどくさいからやらなくちゃいけない。もう今年も終わる。良い年の越え方をするために。最後まで足掻いてみる。

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