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雑記:俺は仕事をしないと生きていけないかもしれない

 写真はこの前作ったロモサルダートもどき。

 いやね、これは食い扶持は自分で稼ぐしかないという労働に対する根源的な話でも、仕事が大好きで大好きで仕方ないとかいう話でもないんですよ。

 ただ、俺という人間は空白の時間を予定や規則的なルーティンで埋められるタイプの人間じゃあないのかもしれないなと思った。


 長らく飲食で働いてきて、そこから工場勤務等を経て今の仕事についたけど、フルスペックでGWを取ることが出来たのは今年が初めてなわけです。なんか九日間とか休めるらしいんですよ。無限にも等しい時間だ。それが突然の前にドカっと出現して三日間。まったく生産性のない日々を過ごしてしまった。心底驚くような話でもない。ただあまりにも自己を操縦できない自分自身の“らしさ”みたいなものを目の当たりにして失望にも似た諦観がある。

 言ってみれば労働はコルセットのようなもので、放っておけば無限に崩れていく身体を人間の形にしてくれる効果のようなものがあるのかもしれない。これはたぶん非常に大事な労働の機能の一つで、明確にやるべきことや使命が控えていて無限にやるべきことがある人間でもないかぎり、労働をすることで上手く調子を整えることが出来るんだろうなとも思う。

 俺は大した欲求も使命も持ち合わせない人間だから、いざこうして巨大な余暇が降ってくると物凄い茫漠とした気分に襲われる。積んでいる本も、ソシャゲのイベントも、映画も何もかも、いろいろみたいなと思って生きているにも関わらずだ。それなのにこの三日間を邪悪なコストパフォーマンスで過ごしてしまった。

 おれはタイパだとかコスパだとか言い始めるやつは普段はめちゃくちゃ嫌いなんだけど。こうして極端になんにもしない日々を過ごして、セルフネグレクトの極みみたいな状態になるとさすがに焦ってしまう。なんにもしないをする、というのび太君のような悟りはまだ俺には無理みたい。さっきは今日という日に何か爪痕を残したくて、思わずティラミスを作ってしまった。そしてせめて何もしなかった日々の記録をつけようとこうしてPCの前でカタカタやっている。言ってみれば悪あがきのようなもの、だと俺は思う。

 何もない日々にコルセットをつけること。つまりそう簡単に動かせない習慣を作るというのはものすごく大事なことなのだろうけど、なかなかその方向性に舵を切れないでいる。いや、本当にどうすればいいんだろう。途方に暮れてしまう。能動的な人間ではなかったツケを今払っているような気さえする。


メモ
・アークナイツ新章:俺的には溜めの回って感じがする。ただ、さりげなくサルカズについてのデカい秘密が投下されたり情報量の多い章。それにしても蒸気騎士達……。もういっそヴィクトリア滅んでええんちゃう?あの国更地にしてついでに公爵とか全員縛り首にしようぜ。これアークナイツに出てくる国について俺いつも言ってるな……。

・FGOイベント:読み始めたばっかり。俺は鋼屋ジンの大ファンなので今回は気合を入れて読んでいこうと思う。この人無限に二次創作が上手いので期待してる。実際のっけから“今までこのノリでいくシナリオあったっけ?”ってなったしすごい面白い。

・ニケイベント:もうアーク滅んでええんちゃう?(二度目) 俺は20章段階では「俺の隊にドロシーの居場所ねえから」って言い続けてたんだけど今回のイベントで「俺が守護らねば……」って気持ちになった。俺は手のひらからすべてが零れ落ちていった女の流す冷たい涙に弱い。

……ドロシーの戦いの裏で、我々の目の届かぬ場所で行われたピナVS浸食型の戦い、おそらく全存在を賭けた“戦争”そのものであったことは想像に難くない。

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