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雑記:男子三日会わざれば

 刮目してみよというが、そんなことあるか?
いわゆる「三日坊主」という言葉だってある。たかが三日、たかが三日である。三日間というごく僅かな時間が人を変えることなどあるか?あるにしたってそれはやっぱり随分とレアなものだと認識しなければならないだろう。

 さて、人間がじゃあ何で変わっていくかといえばそれはもう間違いなく“習慣”以外の何物でもない。あるいはやわらかな青少年であればすぐさま変わるかもしれないが、異常中年男性というのは岩のようなものだ。心も体も頑固なのだ。ロックマンだ。

 さて、ここで“俺が何になりたいか”はさておき、この俺の身体を研いでいく“習慣”が一体どんなものかを振り返ってみるとする。

 夜中1時ごろにジムにノソノソと出て行って、2時半ごろまで運動らしき何かをする。自宅に帰ってすぐは疲れるので3時ごろまでだらける。風呂に入り、アトピーの薬と保湿剤を塗り、床に着く。この段階で4時が目前だ……ソシャゲのログボを取って、ぐだぐだプレイして30分。起床してからはいつもダラダラ諸々の準備をして、この辺りで焦ってダッシュで飯をかき込み、身体に悪いタイプの全力疾走をする。

 この生活で一体どんな“良いもの”になれるというんだ。何もしないよりは良いかもしれないが、それにしたって常軌を逸している。ハーバードとかの学生はパーティに学業に物凄い効率とバイタリティで、短い睡眠時間でこなしたり出来るらしいが俺は一介の大学中退野郎(a.k.a最終学歴高卒)なのだ。超人どもと張り合ってどうする。

 そう思って昨日、近所のジム(24h)に普段より早い時間に出かけると、カップルが揃って筋トレしているのを目撃したのでした。女連れなんぞには絶対に負けない、不穏で不当な怒りを糧に、今日も今からジムに行く。

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